薬屋と忍びのひとりごと〖薬屋のひとりごと〗 (ページ29)

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梨花様が出産されたのは男子だが産後更に体調が悪くなるも壬氏様はまだ会えないと聞き

壬氏『そういうわけで麗華が言ったおしろいではないかと思うのだが姿を見れなくて』

『私が後宮に入るのが得策ですがこの格好ですと下女でも知ってる者も居ると思いますが』

壬氏『〖茘の要塞麗華〗〖鬼神麗華〗の通り名か？まぁその服に口布だからな……1度下女の格好して口布は外せられぬか？』

『支度しますのでお待ちください』

壬氏『！！麗華…口布するか？』

『良い意味ですか？悪い意味ですか？』

壬氏『い、いや……そこまで顔が整ってたとは……』

『ありがとうございます…？じゃあ包帯にしときます？』

壬氏『そっちが怪しいだろ💦』

『火傷メイク出来ますので。とりあえず行ってきます』

╴ ╴ ╴
顔の下半分と左腕に包帯を巻いた可哀想な感じの下女として潜入

とりあえず仕事が終わった後大きな食堂で朝餉を食べていると

斜め前に座っている下女が噂話をしてる…内容は梨花様の事と玉葉様にさえ喧嘩を売ってるというものだ
1人は梨花様の東宮の体調が悪いのは呪いだ祟りだと言ってるが隣に座ってる小柄でそばかすがある女の子は我関せずと思ってたらその話の輪に加わりだした

噂話を深く聞くわけではなく症状等を聞くあたり医か薬かを親が携わり彼女も知識があるのだろう

私にも話をふってきた小蘭(ｼｬｵﾗﾝ)に相槌をしながら私も色々聞いたら

小蘭『母子共にって聞いたのとさすがに詳しい症状はわからないけど、頭痛とか腹痛とか、吐き気もあるって聞いたけど…』

そばかすの女の子は猫猫という名と有益な情報を得てとりあえず人が居ない所で