薬屋と忍びのひとりごと〖薬屋のひとりごと〗 (ページ23)

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22 初陣ページ23

医局研修も終わり軍部のお手伝いと鍛錬のある日

医官『麗華の兵糧丸のおかげで今回死者が出なかったんだよ!!ホントにありがとう』

『お役に立てて光栄です。鍛錬の後兵糧丸の補充しますね』

医官『頼むよ』

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水蓮『壬氏様、高順様、麗華のお父様が貴女を呼んでて執務室にいらっしゃるから』

『分かりました』

『壬氏様如何なさいましたか？』

壬氏『先の戦で麗華の兵糧丸おかげで死者なく全員帰還した』

『軍部の先生からも教えていただきました』

壬氏『それで医官手伝いとしても武官としても才能があると他の部隊からも言われ10日後から1ヶ月遠征する事になった』

『分かりました｡今回の指揮は父がとると』

壬氏『そうなるがその土地は異邦民からの奇襲が度々あり手荒にならざるを得えない状況で』

『異邦民の全滅ですか？女、子ども含め』

壬氏『そうなる…』

『御意。父と話をしますので一旦失礼します』

出来れば穏便に済ませるのが1番だが攻めて来る度にこちらの民が傷つけられては困ると思い父と話をしてる中で

『父様異邦民の言葉が分かればその國の長を捕らえるのが平和的では？』

父『麗華の術と言語があればな…それを主上様がどう判断なさるか』

『壬氏様にその旨を伝え私の口寄せで連絡し指示をもらうのは？』

父『早急に返信が来るならそうしよう』

結果、戦況報告と指示を私の口寄せ鴉か影分身で行い長の拘束…最悪全滅の指示だった