今日:12 hit、昨日:64 hit、合計:34,472 hit
小|中|大
15 試験 ページ16
歩いている中様々な武官が官女を品定めするよう見て
他の官女達もそれが目的だから婿探し開始らしい
ここで勉強を真面目にしようとしてるのは私くらいだと思うとやってらんねーと心の中でボヤいてたらあからさまに怪しい影がついてくる
無視したかったが視界の端っこにやたら入ってくる影は忍以前の問題だ
これでよく軍師が務まるものだとため息を1つ吐いた
不審な男に「何、あの人」とこそこそと話している新人官女達
(私の父でそれなりの地位らしいよと心の中でツッこむ)
過保護な父の熱い視線を掻い潜り
「あちらが医局です」
訓練場の近くの飾り気のない建物を指しながら話してくれた時背後から叫び声が聞こえた
振り返ると担架で医局に運ばれた男は身体がぐったりし打身の痕
そしてその男を医局内に運んだ困惑した武官達
『どうされました?』
武官「いつもなら医官がいるはずなんだが」
『どういう風に倒れたのですか?』
そう言いながら若者の顔をのぞき込むと「ちょっとあなた!」と新人官女に止められようとされたが
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
85人がお気に入り
85人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひかる | 作成日時:2023年12月18日 15時