【鎧武】おにーちゃんと俺『バロン』

29.携帯 ページ31

騒がしい朝の途中新たに波が


「A、ケータイ」

ペコに台所におきっぱなしだった携帯を渡された。

「着信一件」

そう書いてあった。

誰だろ・・・経歴を開けば


『葛葉紘太(ウサギ)』

の文字。あ、ウザギは私が勝手に・・後でなおしておこう・・・


「ちょっと失礼しますね」

そう言って外にでてかけなおす。






prprpr・・




「はい！葛葉紘太です！A！」

「もしもし、葛葉さん朝早くからどうしましたか？」

「お前大人だなー！いくつか聞いたっけ？」

本題どこいったんですか・・・

「高校生ですけど・・」

「おー！ミッチと一緒か！いやぁ最近の高校生って皆そうなのか？」

「そうって言われてもそのミッチさん分からないんですけど。」

「ミッチはミッチだって！！あのよ！今日踊るんだけどお前空いてる？」

あ、それ本題か。

「分からないです・・でも空いてるハズですよ。空いてたら向かいますね
　何時に行けばいいですか？」

「あー・・どうしよう・・舞ー！！」

電話を構えたまま舞という方を呼ぶ。

「空いてたらくるっつってんだけど何時位が良いと思う？
　・・・・あ？・・・あー・・・・そうだよな・・
　え？でもそれだったら練習とか大丈夫か？・・・・な！」

葛葉さん煩い・・・。
少し携帯を離してまっていると

「おっし、A！今から！」

「今から？！・・・わかりました・・なんか服指定ありますか・・・」

「あー何か青！」

まってない！！赤黒ばっか・・・

「あー・・分かりました。何処に行けばいいですか？」

「ドルーパーズな！」

「はい、遅くなりますが今から準備させて頂きますね」

そう言って電話を切れば直ちに戒斗さんにスケジュールを聞きに行く。



「今日？俺は本屋にでも行こうと思っているが・・」

「つまりバロン的には何もないと・・」

「あぁ・・」

「俺ちょっと用事出来たんでこれから行ってきますね！」

学校？あぁそれなら夏休み前の祝日で今日ないよ！←


――――・・


ショッピングセンターに行って青を固めようと
前買ったばっかの黒のシャツに黒の赤ラインのハーフパンツで買いに行き
青色のシャツを腰にまき、靴もスニーカーを買った。


ドルーパーズに向かい、初めての場所ながらに向かった。


ｶﾗﾝｶﾗﾝ

「おぉ！！A！おはよっ！」

「おはようございます・・」

「あなたがAさんですか・・・」





「くれ「やはり同じクラスのAさんでしたか・・」」

30.呉島→←28.兄妹

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す