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「………その"ぬらぐみ"とやらの総大将が三日間ずっとここに来ていては組の者共は困っておろう。去れ」

「ガッハッハッ!
相変わらず直球で言ってくる女子じゃ!」




愉快だと言いたげに膝を叩きながら笑うぬらりひょん




「やっぱりいいな、あんた」

「何一つ良くなどないわ」

「そんじゃ、おぬしの言うとおり今日はそろそろ帰ってやろう」

「それはよかった。
そして二度とこの屋敷に来るでないわ妖怪」

「くく、本当面白いのう。
来るなと言われりゃ来たくなるというものよ」




覇気付きでこいつを一度思い切り蹴り飛ばしてもいいだろうか?
モロに当たったら簡単に岩を砕くほどの強さのものを
本当、なんなんだこいつは




「A姫」

「なん…っ!」




名を呼ばれ振り返ればいつの間にか目の前にいたぬらりひょん
顎を掬われ鼻が当たりそうなほど近いぬらりひょんの顔を驚きのあまり固まったAは顔を赤くして見つめるしかなかった
それに満足そうにぬらりひょんは見て、妖艶に微笑む




「今宵も実に楽しかったぞ。また、来る」

「っ〜、く、来るな!」

「ガッハッハッ」




顎に当てられている手を叩き落とし、顔を背ける
その姿にさらにぬらりひょんは笑うのである




「またのう、A姫」




いつもと同じ言葉を残し、今日もまたぬらりひょんは消えていった

Aは熱くなった頬に両手を当ててしゃがみこむ




「っ〜」




なん、なのだ
なんなのだなんなのだ!
あいつは一体なんだというのだ!




「落ち着け、落ち着くのだ、私」




やけに速い心臓の音にそう念じる
一体これはなんだ
動悸が激しい
まるでルフィを思うハンコック姉様みたいな反応じゃないか…!




「……………寝よう。考えてはいかん、これは」




こういう時は寝るに限るわ




Aはそう自己解決し、静かに寝支度を始めるのであった










心のどこかで、あの妖怪が毎夜来てくれることに喜びを覚えている自分の感情を無意識に負い殺しながら

奴良組→←+++++



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カリディア(プロフ) - 最高です!続き楽しみに待ってます!頑張ってください! (2019年7月25日 21時) (レス) id: dddfdc4b55 (このIDを非表示/違反報告)
ポケモンラブ(プロフ) - 応援してます! (2019年7月17日 22時) (レス) id: 90acc880a8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ポケモンラブさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2019年7月17日 21時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆりさんさん» コメントありがとうございます!これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年7月17日 21時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ポケモンラブ(プロフ) - 続き気になりすぎてやばいから更新お願いします! (2019年7月17日 16時) (レス) id: 90acc880a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年7月6日 17時

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