◇百二十四、 久々の探偵社 ページ29
ー探偵社ー
『頼みます！！』
敦「何をですか！？」
太宰「あれ、今日は私服なんだね」
『あ、それは今から話します』
私は鞄から血(？)がついてる寝巻きを取り出した。
今回は、ちょっと探偵社にお世話になるかもしれない。
敦「こ、れって…」
鈴神「絵の具などではない。…その他の何かだ。」
太宰「鈴神が分からないとなると問題だねぇ…。うーん、何なんだろうコレ」
だ、太宰さん達にも分からない…！？
あのマフィアで銃ババーンとしてた太宰さんにも…？
太宰「…。」
ｶﾞﾁｬ
鏡花「…あれ、Aが来てる」
敦「鏡花ちゃん、お疲れ様」
ドアの効果音と現れたのは、鏡花ちゃんだ。お仕事に行っていたのか、少し顔が晴々としている。
…ちょっと待って。その前に…！！
『鏡花ちゃん、その傷は…！？』
鏡花「え？」
鏡花ちゃんの白い肌で覆われた腕には、確かに切り傷のような赤い傷があった。血は出ていないようだ。
鏡花「ほんとだ…、周りは警戒していたのに…何でだろう…？」
と鏡花ちゃんが不思議そうに自分の腕を確かめ出した。見るからに、そこまで痛くはなさそう。
『とりあえず与謝野さんのところにいって手当してもらおう！』
そのままにしてばい菌などの細菌が入るといけないので、とりあえず与謝野さんに手当をしてもらうことにした。
でも、鏡花ちゃんが無意識に怪我なんて…。そんなこともあるんだな。
ー移動中ー
与謝野「おやァ、Aが来るとは珍しいねェ。」
『ちょっと用事がありまして…それより、鏡花ちゃんが怪我しちゃって。』
与謝野「ン？どれどれ…」
鏡花ちゃんの腕の傷を見て、与謝野しんは難しい顔をした。どうしたんだろう。
与謝野「…コレは、見たことない傷口だね」
鏡花「？」
『…！』
何かあるのは分かったけど、何があるのかは分からなかった。
…だけど、少しだけ脳裏に浮かんだのは。
�爐△寮�みと何か関係かあるかもしれない″
それだけだった。
与謝野「良し、これでいいかい？」
鏡花「うん、ありがとう」
『…。』
何だろう、何かが、引っかかる。
記憶の隅に隠れていた何かが、確かに動いている。
これは一体…？
鏡花「A？」
名前を呼ばれて、やっと我にかえった。危ない危ない。
『ごめんね、大丈夫だよ。…じゃあ戻ろっか！』
そのまま、またみんなのところへと戻っていった。
＿＿＿＿
週一ペースになっててすみません…！
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ふぃりあ(プロフ) - 獣兎さん» ありがとうございます！！ そう言ってもらえてとても嬉しいです。´∀`*)b (2017年10月8日 17時) (
レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
獣兎 - 今迄この作品を読ませていただいてました。とても面白かったです！ 更新を楽しみにしておりました*(^_^)* (2017年10月8日 16時) (レス) id: bba55528ae (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - 桜刀/夢悪蝶さん» ありがとうございます！！とても嬉しいです…、更新頑張ります！ (2017年9月28日 21時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
桜刀/夢悪蝶 - 続編おめでとうございます！ 文ストはあんまり見ないけど、ふぃりあさんの作品を見て興味をもちました！ 投稿頑張ってください！ (2017年9月28日 20時) (レス) id: 1ef74e7ff5 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - Maiさん» ココ、コメントありがとうございます！(･･、) そうなんですね！私も初めて知りました…。これで更新頑張れます。 (2017年9月19日 22時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃりあ | 作成日時：2017年9月17日 19時
