◇百四、 聞く耳持たず ページ8
◇百四、
敦「わぁ…旅館なんて始めて来ました…!」
『うん…神社より綺麗…!』
旅館は小さい頃にしか行ったことなかったから、今では感動が隠せない。
旅館ってこんなに広いんだな…、枕投げとか出来るかな。
国木田「そういえば二人共、二泊するだけなのに荷物が多くないか?」
『あ、あはは…、トランプとか色々持って来ちゃいました。』
敦「ぼ、僕も…」
国木田「遠足か。」
『そんな感じじゃないですか。』
そして、いつの間にか谷崎さんが受付に行ってくれていたみたいで、案内係の人に旅館を案内された。
案内された部屋は結構広くて、まるで今から宴ができそうな間取りだった。
賢治「こ、こんなに広い部屋があるなんて…! 都会ってすごいなぁ…」
…それは都会は関係あるのだろうか。
確か賢治くんって、結構田舎に住んでたんだっけ…、そこの名前は忘れてしまったけど。
国木田「とりあえず荷物を置いて、後は各自で好きに動け。夕方頃には温泉が使える。その後は」
『わーーい、自由時間だ!国木田先生、行ってきまーーす!』
国木田「おい、待て! まだ話は終わっ」
乱歩「じゃあ僕はおやつでも買いに行こうかな〜」
ナオミ「お兄様、この辺に美味しいお店があるらしいですわよ!」
与謝野「太宰、敦。ちょっと付き合いな。」
敦「え、えぇぇ…」
『鏡花ちゃん一緒にこの辺りまわろー!』
鏡花「うん。」
そう言ってそれぞれに散っていくみんな。残されたのは、国木田君ただ一人。…と、鈴神と雩鈴。
国木田「…はぁ……。」
「…ん? 主達は…」
「もう行っちゃいましたよ」
________
『鏡花ちゃん何処行きたい?』
鏡花「うーん…Aと一緒なら何処でも。」
そ、そんなことを言ってもらえる日が来るなんて…。最初は敬語だったのにね…。
『そっか、んー…じゃあ、丁度お昼時だし、ご飯食べに行こっか。』
鏡花「うん、行く。」
そういうことになった。
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ふぃりあ(プロフ) - 獣兎さん» ありがとうございます!! そう言ってもらえてとても嬉しいです。´∀`*)b (2017年10月8日 17時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
獣兎 - 今迄この作品を読ませていただいてました。とても面白かったです! 更新を楽しみにしておりました*(^_^)* (2017年10月8日 16時) (レス) id: bba55528ae (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - 桜刀/夢悪蝶さん» ありがとうございます!!とても嬉しいです…、更新頑張ります! (2017年9月28日 21時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
桜刀/夢悪蝶 - 続編おめでとうございます! 文ストはあんまり見ないけど、ふぃりあさんの作品を見て興味をもちました! 投稿頑張ってください! (2017年9月28日 20時) (レス) id: 1ef74e7ff5 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - Maiさん» ココ、コメントありがとうございます!(・・、) そうなんですね!私も初めて知りました…。これで更新頑張れます。 (2017年9月19日 22時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふぃりあ | 作成日時:2017年9月17日 19時