4*鈴蘭の花 ページ6
「リン〜、リン〜?」
リンがいない、いや地域一緒とか云われてないし、
仮契約で遠くまで行けないから捜索範囲も狭いのは仕方ない
明日にまた探そうかな?
....真昼君辺りがリンを拾うとか、都合の良い事起こらないかな?
今日はホテルに泊まろう、探偵社員だからそこそこ収入も...ね。
いや、子供だからなぁ、泊めて貰えないだろうし。
でも、国木田さんや、社長、与謝野先生とかの大人名義にしたら....
...罪悪感に圧し潰れそうだから止めとこ。
「『魔女の家』」
今日は異能空間で寝よう....
自分の異能空間は時間が止まっている
...と言う事を思い出して泣いたのは秘密である。
* * *
十分寝た!誰にも邪魔されず寝たのは久しぶり!
最近は賢治君(同居)や久作(同居)がいて早起きが習慣付いててね、
長く寝たのは久しぶりだったなぁ。
エレン「ところで、あなたそうやって寛いでいるけど、遊戯(ルール)はどうするの?」
あっ、ルール決めてるの『アリスメア』だけだ。
「嘘を見抜く方法って事で使うよ、エレン。あと、この世界じゃ、君は自由に動けるから!じゃーねー!」
* * *
「...時間潰し出来ないのが不満だね」
エレンと話せただけでもいっか!
「チェシャ猫に会いたい....な」
僕は一人で寂しいよ、1日皆に会えないだけなのに。
「リン....」
ぽつりと漏らした言葉を彼女は_____
鈴「呼んだ?」
うわぁっ!
「鈴!」
鈴「久しぶりだったね!」
彼女がいた。
彼女が作オリとして描き続けた姿は彼女その物に見えた。
ポートマフィアで見慣れた金髪、
人外のように、吸血鬼姉妹のような紅い瞳は僕だけを映していた
片眼が見えないように髪で隠されている点は美人顔が見えないのであまりコトリは好きではない。
「鈴!...良かった、寂しいかったし、心配だったんだよ!」
鈴「あははー、ところでコトリ、なんで此処にいたの?」
此処は椿のアジトとするビル?の入り口
「実はカクカクシカジカ」
鈴「え!仮契約!?椿と!?」
「うん、あっ、もちろん、主人になる気は全くないよ!」
鈴「うん、ならない方が探偵社員としては今まで通りに戻れると思う」
「だよね!でも推しの主人って萌えシチュで萌えなかった....」
鈴「いやだって私達の好きって愛でるって言うか、第三者だから萌えるだけであってねぇ」
「確かに」
類は友を呼ぶ
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作者名:黒猫のコトリ | 作成日時:2017年3月20日 16時