兄の気持ち 壱 ページ24
無優視点＿＿＿
「っはぁ！！」
善「よかったっ！！気が付いた！！」
「・・・兄さんは！？」
私は善逸の肩を掴んだ
善「に、兄さん・・？あぁ無惨ならあっちで・・ってちょ！！」
善逸をどかして痛みに耐えながら
兄さんの方へ向かった。
二人ともボロボロだが兄さんの方は再生能力も力尽きそうだ
「っ・・・兄さん！！！」
炭「無優！？なんでここに！！」
「兄さん！！私は夢を見たんだ！！
未来の夢、兄さんが今ここで抗っても、
私が炭次郎たちの敵になろうとも！
私も兄さんも、死んでしまっているんだ。」
私は目線を落とした
「私がここで死んで、兄さんがあとから
死んでしまうのはいやだし、兄さんが先に死んでしまうのも
いやなんだ。・・・・我儘でしょ？」
顔を歪めて兄さんの方へ目線を向けた
兄さんは唖然としている
「私は1000年以上旅をしてきた
貴方を倒すため・・・だと思っていた」
でも、本当は・・・
本当は・・・・
「本当は、兄さんを止めたかったんだ」
鬼として人を食らい部下を殺し
そして私を探し求めた
「優しい兄さんに戻ってほしかったんだ。
どんないたずらをしても許してくれた。
嫌いと言ってもショックは受けていたけど
嫌いにはならないでいた。そんな兄さんが
大好きなんだ」
無「・・・・私はもうそんな兄ではない
いないんだ、もう」
「そうだね、変わっちゃった。
”兄さん”ではなく”鬼舞辻 無惨”になってしまった」
それでも私は、時折見せる”兄”が
「好きなんだ・・・
っ・・・だからこそ！！
私は、貴方を倒す！！！
血鬼術・青き彼岸花！！」
そう叫ぶと私の体は複数の蝶に代わり
無惨の体を蝕んでいった
無「ぐっ・・・あぁ！！！」
この技は蝕んだ相手の記憶を
読み取り、そして殺す＿＿＿
私の脳裏に無惨の記憶が流れた
「にいさん！！ねぇねぇあやとり教えて！！
あとね、鶴の折り方！！それとね、おままごともしよ！」
無「待て待て、流石に多すぎだw
あやとりから教えてやるからな」
一番に浮かんだのは昔の私たち
主に自分の思い出だ
そして、後悔でもある。
「これ出来ないよぉ・・・」
無「ははっこんがらがっているなw
もう少しゆっくりやろう」
「うん！！」
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 326人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蜜柑(プロフ) - こゆきさん» 有難うございます！！！ (2020年2月3日 18時) (
レス) id: 0ebd3aebc3 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき - 読みました！やっぱりとっても面白いです！ (2020年2月3日 14時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - こゆきさん» ありがとうございます！！とっても嬉しいです！！ (2020年1月30日 17時) (レス) id: 0ebd3aebc3 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき - とても面白かったです！これからも頑張ってください！("⌒∇⌒") (2020年1月30日 16時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
キル好き(プロフ) - 涙さん» またまた教えて貰って有難うございます！！すぐに直します！！ (2020年1月3日 11時) (レス) id: 0ebd3aebc3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
