【鬼滅の刃】鬼舞辻 無惨の妹は最強で兄嫌い 参

柱訓練　肆 ページ12

炭「殺し方・・・」

「普通の鬼達は首を切るか太陽の下に出ると死ぬ
だけど私は、首を切っても死なないし太陽の光でも死なない
私は一生永遠に生きていくと思っていた
500年前までは・・・・」

善「今は・・・？」

「分かっている・・・何度も試したんだから・・・」

炭「その方法は・・・・？」

「私の心臓に赤い彼岸花を差すまたは寿命で死ぬ」

炭「赤い彼岸花と・・・」

伊「寿命だと！？鬼は死なねぇんだろ！？」

「何度も言っているでしょう？
私は普通の鬼とは大きく違う
だったら寿命があるのはおかしくない
それが分かったのはこれ」

私は三人に左腕を見せた
茶色に変色して腐りかけている

炭、善、伊「「「！！！」」」

「私の左手は腐りかけている
もう、生きていけても１〜２年ほど
二つ目は昔に彼岸花で死ななくなったのなら
逆に彼岸花で死ぬかなって思って試したら
ビンゴ( ´∀｀)bｸﾞｯ!」

炭「腕は・・・大丈夫か？」

「うーん・・・すこし動きにくいぐらいかな？
でも、あんまり支障はないよ〜
じゃ再開しようか！！」

私達は稽古を始めた
誰が私を殺すんだろう
あの三人なら殺されてもいいかな

十日後・・・・

「二人共！終わり！次の柱の所に行っていいよ！」

炭、善「「ありがとうございました！！」」

私は嘘を付いた
本当は一年も持たない
本当は一週間しか生きられないんだ
私はお風呂に入った

「・・・・また、広がっている」

変色している場所は
首下から太ももまで広がっていた
左手も変色が広がっている

「・・・あと、一週間か
折角・・・幸せを掴めたと思ったのにね・・・」

いつも、私の幸せは良いところで悪いことが起きる
あの時もそうだった・・・・
死にたくない・・・

「もっと皆と一緒に居たいよ・・・」

私の頬に水が流れた
私が付いた最後の大嘘だ

『柱訓練』 完

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