42話 ページ10
お母さんとの電話後
防音室から出て部屋に戻る。
時計を見ればもう夕時。
晩御飯を作らなきゃ。
いつもの"日常"
この日常はどうしたら楽しくなるだろうか。
考えたところで答えなどでないことなんて昔から知っていた。だからすぐに考えるのをやめてリビングへおりた。
━━━━━━━━━━━━━━━
夜ご飯をみんなで囲み食べる。
そしてふと気になった疑問を珍しく口にした。
この私がだよ！？←知らんがな
『あの、みんなって普段何やってる人？』
するとわかりやすく皆の方が跳ねる。
人には色々と教えて欲しいって言うくせに自分の事は言わない。これってお互い様でしょ？
するとななもりさんが口を開いた、
な｢んー。歌ってる人かな？｣
『歌手とか？』
ジェ｢ちゃうちゃう！歌い手って言ってネットに歌を上げてる人。｣
歌い手。それは私でも存在を知っていて、ボカロ好きな私からしたら結構馴染みのある名前だった。
『ボカロをカバーしてたりするアレだ』
さ｢そうそう！知ってんじゃん！｣
『ボカロが好きだからね。』
る｢へー。なんか意外です｣
そういうるぅとさんにみんなが首を縦に降った。
そんなに？
こ｢でも歌い手は知らないんでしょ？｣
『あのー。まふまふ？さんとか、そらる？さんとか...？』
莉｢そうそう！歌い手界のトップ!!｣
なるほどな
な｢でもなんでいきなり？｣
『いや、ちょっと気になっただけなので。
いつもの仕事とか言ってなさそうなのに、私や妹にお給料とか払えるってなにやってんのかなと思って...』
すると、口々にみんなが『あぁ、』
というもんだから、うんとだけ答えた。
『要はネットアイドル？』
る｢そうです！｣
なる程ね。また少しだけ、相手のことを知れて色々なことを握れた。
まだ少ないなぁ。
弱みを握られないための何かが少し足りない。
どうしよう。と考え事をしながら食べ終わった食器を持ってキッチンへ歩いた。
後ろからなんだったんだろう。と言いたげな視線をいくつも感じた。
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佳菜 - 無理は…しないでくださいよ？花優月さんは頑張りすぎな気がして…でもこのおせっかいで5人も友達を失ったんですよ？逆に才能じゃないですか？ｗ (2020年11月1日 16時) (
レス) id: 0e29be4cf7 (このIDを非表示/違反報告)
よろろ - あと、別の歌い手様方出てきたときあああああ(歓喜)ってなりましたｗｗｗ (2020年6月7日 3時) (レス) id: 8c9fae118d (このIDを非表示/違反報告)
よろろ - 素敵なお話で感動しました！妹側ですが比べられたりするわけではなく比べられるのは従妹とですが人生楽しいけど悲しくて悩んでたので救われました。作者さん応援しています！ (2020年6月7日 2時) (レス) id: 8c9fae118d (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - nayu #crewさん» はい！ありがとうございますぅう！！！！！ (2019年7月30日 3時) (レス) id: b48c2587e8 (このIDを非表示/違反報告)
nayu #crew(プロフ) - りかさん» 居場所にしてください。りかさんが無理をしないように私も支えていきたいんです。勿論お互い出会ったばかりですがね！応援ありがとうございます！ (2019年7月30日 2時) (レス) id: 8c874ced81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花優月
| 作成日時：2019年4月14日 0時
