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37話 ページ3

最近は心が沈みがち...な気がする


あ、いつもか。


またいつもと同じ"日常"を繰り返す




リビングから自分の部屋へと行こうと思って階段を無意識に上がる。


ただただ上へ。



するといつもと違う景色。


私の部屋は2階...



ここは3階だ。




そう言えばここに来たばかりの時3階も紹介されたっけな。


ー な「ここは防音室とか録音部屋ね。

使用中の看板があったら大きな声を出したり入ったりはしないこと!何もかかってなかったら使ってもええでー。

楽器なんかもあるし、ストレス発散で歌いに来ても良いし、すきなようにつかってええから!

録音部屋は極力入らないこと。以上」 ー



...防音室は入っていいんだよね。


てかここの人達何やってる人なの?


私は未だに知らない。


凛は知ってるのかな?


嫌いな割にはいつも凛が頭を埋め尽くす。



好きの反対は嫌いじゃない。


無関心だ。なんてよく言うけれど本当なのかもしれない。


私は結局凛のことを考えてしまう。関連付けてしまう。



ほんとにただの出来損ないなだけだったんだ。


『はぁ、』


重いため息を吐き


少しだけと思って防音室に入ってみる。



すると、楽器が結構あって、

ピアノ,キーボード,ギター,ベース,ドラム,タンバリン...カスタネット?









ビール瓶


え?


まぁ、いいや。



優しくアコギにさわってみる。


使うのはだめかな?なんて疑問を持ちつつも少しならと手に取ってしまった。



すると触った途端胸が苦しくなって、泣きそうになる。


そんな感覚をはらいのけるように弦を指で弾く


それと同時に涙が1粒零れた。









思い出してしまう。



おばあちゃん...







7年前に死んでしまった...おばあちゃん




私の弾くギターを褒めて静かに聞いてくれた。



唯一の味方だった。







ねぇ、おばあちゃん。









『どこ...に..います...か』








『聞...こえ..ま..すか』









ねぇ、おばあちゃん。









昔みたいに笑ってよ。








もう一度あの笑顔を見せてよ





『記..憶の..笑顔に触...れたい...』




防音室には枯れた泣き声の交じる歌と


おぼつかないギターの音が響いた。

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佳菜 - 無理は…しないでくださいよ?花優月さんは頑張りすぎな気がして…でもこのおせっかいで5人も友達を失ったんですよ?逆に才能じゃないですか?w (2020年11月1日 16時) (レス) id: 0e29be4cf7 (このIDを非表示/違反報告)
よろろ - あと、別の歌い手様方出てきたときあああああ(歓喜)ってなりましたwww (2020年6月7日 3時) (レス) id: 8c9fae118d (このIDを非表示/違反報告)
よろろ - 素敵なお話で感動しました!妹側ですが比べられたりするわけではなく比べられるのは従妹とですが人生楽しいけど悲しくて悩んでたので救われました。作者さん応援しています! (2020年6月7日 2時) (レス) id: 8c9fae118d (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - nayu #crewさん» はい!ありがとうございますぅう!!!!! (2019年7月30日 3時) (レス) id: b48c2587e8 (このIDを非表示/違反報告)
nayu #crew(プロフ) - りかさん» 居場所にしてください。りかさんが無理をしないように私も支えていきたいんです。勿論お互い出会ったばかりですがね!応援ありがとうございます! (2019年7月30日 2時) (レス) id: 8c874ced81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花優月 | 作成日時:2019年4月14日 0時

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