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78話 ページ30

そんなこと言われたことなくてどうしたらいいのかわかんなくて




でも嬉しくて




『いいの...かな。ひとり...じゃ、ない?』




泣きながら言おうと思ってなかった本音が出たのかもしれない。



私の目の前にいたさとちゃんのコートを握った。



泣きつくことはしない。できない。だからせめてもの甘えとして少しだけ誰かとつなぎとめていたい。



『お願いっ...1人にしないで...。』




1人になったらまた過去のことが頭を巡る。



これ以上は壊れてしまいそうだ。




そう、必死に思ってコートの裾を握っていると




さ「...。1人になんてしねぇーよ。7人で一緒にいような。」



頭を撫でて優しい声で言った。




今はそれで十分だ。




『ありがとう...。』




みんなも微笑みながら寄ってきて威圧感がないようにしゃがみこんだりベッドに座ったりしてそばにいてくれた。




そのまま私はまた寝てしまっていた。




━━━━━━━━━━━━━━━

目が覚めると横にはさとちゃんがいた。




コートをずっと握っていたらしい。




申し訳ない。




リビングに行くとそれぞれソファーや床に寝ていて




『敷布団あったのに...。』




悪いことしたなぁと思った。




みんなにお礼も兼ねてご飯を作ることにした。




少しするとるぅちゃんが起きてきた。




る「おはよう!ゆづちゃん!」




可愛い笑顔で言ってきた




『おはよう!ご飯作ってるよー』




る「すごいいい匂いする〜!」




にこにこと楽しみだなぁと言って洗面台の方へ向かっていった。




ご飯も作り終えみんなも起きてきたので、テーブルを囲んでみんなでご飯を食べていた時




な「あっ!そうだ!昨日みんなで話してね。

シェアハウスしよう!ってことになったんだけど、どう?」





『...シェアハウス?』






さ「そうそう!めちゃくちゃでけぇよw」





ジェ「すごいキレイな場所やで!」





る「その綺麗な場所を汚しそうですよね〜ジェルくん」





ジェ「なんなん?」





莉「みんなで四六時中いたら疲れそうw楽しそうだけどね」





みんなの話を聞いていて、




すごく





『楽しそう...』





だと思った。








な「ふふっ、じゃあやりますかぁ〜」





優しく笑ったなーくんは半分私に向けた笑顔でそう言った。






明日下見をするそうです!



きっとみんなが7人でいる方法を探してくれたんだ。


『ありがとう』ボソ

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nayu #crew(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!!今後のストーリー性は思いつきですがリクエストなどあったら教えてくださいね!楽しみすぎてやばいと言われると考えがいがあります!これからもご愛読よろしくお願いします! (2019年8月31日 0時) (レス) id: 8c874ced81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - おもしろいです!今後のストーリーがめっちゃ楽しみすぎてやばいですw更新頑張ってください! (2019年8月30日 16時) (レス) id: 61b7b452c8 (このIDを非表示/違反報告)
nayu #crew(プロフ) - 檸檬さん» 1話からですかね?ありがとうございます!図々しく実話入れちゃいましたw泣いたと言われると嬉しいような喜んじゃいけないような...でも少し気持ちに響くだけでとても嬉しいです!更新頑張りますね!ありがとうございます (2019年8月26日 20時) (レス) id: 8c874ced81 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 前作から見てきました。作者さんの実話が少し入ってるんですよね...感動してちょっと泣いてきました。更新頑張ってください! (2019年8月26日 14時) (レス) id: 19c5a51d32 (このIDを非表示/違反報告)
nayu #crew(プロフ) - 牧村カノンさん» きっと、ネットにいる人って少なからず私みたいな人もいると思うんです。少しでも同じ人と気持ちを共有できて、そうでない人と歌い手を共有出来たらと思ってます!ほんとにありがとうございます!嬉しかったです! (2019年8月24日 13時) (レス) id: 8c874ced81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花優月 | 作成日時:2019年8月24日 3時

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