必要としてくれるなら...。2

45話 ページ11

たとえこの先どんな言葉を投げかれられようとも前に進めると信じてついて行ってみたい...。









『なーくん。俺は男だよ。だって男として育てられたから。今更女として生きようとも思わない。




なーくんは俺をすとぷりとしてまた向かい入れてくれる？』









な｢当たり前じゃん！｣









そう言って抱きついてきたリーダーを抱きしめた。









莉｢ずるい！｣









莉犬のその言葉を合図にほかのメンバーも抱きついてくる。








重いけどwこれも愛として受け取っておくねw









こ｢あっ！そうだ、これ！｣









ころちゃんがスマホの画面を見せながらそういった。









そこには









戻ってきて！









Aくん居ないと寂しい








女の子でもAくんはAくん！







田中くーん？寂しいんですけどぉー！








なんて言うツイートが。









さ｢みんなも待ってるし、さっさといってこい！｣









みんなは笑顔で頑張れ！と言って俺を送り出した。









まだいちごの王子様でいるために俺もある一室へと歩き出した。






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キャスを開くとすぐに集まるリスナーさん。









今度はもうアンチの言葉なんて見ないと決めた！てかアンチもそこまで湧いてないし！









『いいか！よく聞けよ！俺は一応女として生まれたけど、男として育ったんで男です！恋愛対象は男だけどね！？




まぁ恋愛するつもりもないし。みんなの期待を裏切るつもりもない。今まで通り推してください。









それでもなおついてきたあなた達を幸せにします。約束するから！』









そう言えば







＞推すしかない！


＞辞めないでいてくれただけで期待も裏切られず、幸せな気分にもなり...。Aくん最高じゃん！


＞はぁ。無理好き...。



＞これだからAくん推しは辞められん









と沢山コメントをしてくれる人達。









『これからもよろしくねー！』









無事すとぷりとしてまた前を向くことが出来そうだ。









リビングに戻ればみんなして携帯をしまう。









画面は全員俺のキャスだった。









それに気付かないふりをして








『ただいまぁー』








と言えば









す『おかえりー！』







と帰ってくるのは言うまでもないよね？

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