【銀魂×その他諸々】異界の最強女神と勇者ギントキと魔王の城【勇者ヨシヒコパロ】Part4

第百三十六話「お握りに怒りと慈悲の心と憎しみを込める」(＊) ページ22

ブラック「どうしてわかったんです？」

キーラ「だってさ…これすっごい"Aが作りました"って味するもん」

ダーズ「だよな…なんか、この握り飯には"悪党に対する怒り"とか"悪党共の私利私欲のためだけに苦しめられている罪なき人々への慈悲の心"とか"最悪の結末へのあまりにも強い純粋な憎しみ"とかそういうもんがギュッと濃縮されてる気がする」

キーラ「うん、多分これでアフリカ辺りの難民の皆さんが救えると思う。そんな味してる」

土井先生「A君…だからこのお握り作ってる時、お握り作ってるはずなのに何かとてつもなく強大な不倶戴天の宿敵に立ち向かおうとしてるかのような面持ちで料理してたんだね…」(遠い目)

ハサミ「うん…もうあの時のAの覇気だけでジャンプに載ってたマンガのラスボスを一人残らず失神させられそうな勢いだったもんね」(遠い目)

サボ「あぁ…多分あのお握り、もし無惨が食ったら絶対白目剥きながら泡吹いて即死するぞ」(遠い目)

ブラック「そういえば…一般の方や正義の側の人から見たらAさんは最強で最高の救済者(メシア)に見えますが、悪役の皆さんから見たらAさんは大勢の手強い敵を引き連れて自分達の積み上げてきたもの全てを笑いながら跡形もなく破壊していく"自分は正しい事をしている"というエゴに酔いしれた狂神…いわば"喜劇狂い"に見えるそうです」

第三人格「ま、あたし達からしたら喜劇狂いで結構だけど。あたし達はあたし達が正しいと思った事をしてるんだもの。そんぐらい認められたっていいわよね、あたし達神様なんだから。そんな事言ってる奴らに教えてあげたいぐらいだわ、"神様はこの世で最も残酷かつワガママな生き物だ"ってね」

キーラ「あーダメだ、どう足掻いてもどう転んでもカッコいいぞこの子」

ダーズ「よし、それじゃあめちゃくちゃ美味かったから約束通り魔法の絨毯をやるよ。気ぃつけてな」

A「ありがとう。キーラ、ダーズ」

〜神様移動中〜

〜海辺にて〜

金時「なぁオイ…これ全員乗れるのか？」

※一通り終わったので、尊奈門と入れ違いで戻ってきた金さん※

辰馬「…まぁ、全員立てばどうにかなるじゃろ」

ハサミ「えー、しんどい」

高杉「贅沢言うな」

漸「さてと…この辺りで乗る？」

？「そう簡単に魔王の城に渡れると思うなよ」

銀時「誰だお前」

バッカス「俺は魔王の城の門番…バッカスだ！」

第百三十七話「ここで生かされる金さんのロースペック」→←第百三十五話「無惨様より断然強いうちの猗窩座さん」(キーラとダーズ、諸泉尊奈門出ます)

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