【銀魂×その他諸々】異界の最強女神と勇者ギントキと魔王の城【勇者ヨシヒコパロ】Part4

第百三十七話「ここで生かされる金さんのロースペック」 ページ23

バッカス「魔王を倒さんとする勇者よ、この俺を倒さねば魔王の顔は拝めんぞ」

第二人格「うわ、なんかこの人実写の銀さんに顔めっちゃ似てる！」

漸「違うよ姉ちゃん、今はそこじゃない」

桂「ならば倒すまでの事！」

バッカス「…いいのかな？俺は魔法戦士だぞ」

無惨「ほほう？」

バッカス「…」ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾛ

ブラック「この呪文…敵を仲間に引き入れる"ルフィーン"ですね」

ハサミ「…でもさ、なんか弱くない？」

猗窩座「いや、これは単に俺達が強すぎるだけだ。Aによって結ばれた俺達の絆がたかが呪文ごときで破れはしないだろう」

高杉「それにこん中で一番心配なヅラも金時の野郎の異変のおかげである程度洗脳耐性がついてる。これは勝ちだな」

第三人格「そうね、そうなると問題は…」

(かかる金さん)

マスハン「うん、だよね。かかると思った」

バッカス「一人でも引っ張り込めればもうこちらのもんだ」

金時「はい、バッカス様」

漸「しっかりしろよパツキン、お前むしろ洗脳する側だろ！？」

土井先生「ダメだ…完全にルフィーンにかかってる」

バッカス「こうなれば、もう俺が手を汚すまでもない。やれ、金時。やってしまえ！」

金時「ははっ。スイーツ！」ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾛ

銀時「…なぁオイ今誰にかけた？何も起こってねェんだけど」

猗窩座「あぁ、今のは確実にお前にかかったな銀時」

A「そーいや銀さんは元々重度の甘党だからスイーツ効かないんだったわね…」

金時「ナマガワ！」ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾛ

無惨「…服が臭いぞ」

金時「ゲラ！」ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾛ

辰馬「…なんじゃ、今のは誰がかかったんか？」

漸「いやいや状況から察するに坂本さんしかいねーだろ、こん中でゲラが効かないのは姉ちゃんと坂本さんだけなんだから」

(金さんの肩を掴むバッカス)

バッカス「何してんの？お前」

第二人格「…あっ言っとくけどこいつのスペックこの程度だからね？完全にロースペックプラモだからね？」

バッカス「なんで…その程度のくだらない呪文をかけようと思った？」

金時「いや…俺こういうのしか覚えてないんで」

バッカス「あっ…うん。わかった」(可哀想なものを見る目)

ハサミ「うわー、めっちゃ憐れまれてるねー」

バッカス「うん…じゃあもうさ、普通の攻撃でいいから。普通に打撃攻撃で行っても俺は全然構わないから」

金時「ははっ」

第百三十八話「もはや可哀想(現行犯)」→←第百三十六話「お握りに怒りと慈悲の心と憎しみを込める」(＊)

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