燃えない ページ40
❇︎Aside❇︎
3mあろうかという巨大な迷宮植物を前に、背中から弓を取り出す。
モルジアナ「Aさん!眷属器、使いましょう!」
コクンと頷き、久しぶりにあの言葉を言う。
私達の眷属が炎でよかったな。
A「眷属器……『炎激降複矢(アモール・モルーザアロー)』‼︎」
弓を上空に向けて連射する。
すると大量の炎の矢が迷宮植物の花に降り注いだ。
「グギャアアアァァァァ‼︎‼︎」
ゴォゴォと燃えてゆく植物。
少し悪かったかな、なんて思いながら弓を戻した。
モルジアナ「さすがですね、Aさん」
A「そ、そうかな〜?」
なんて、少しだけ照れながらまた前に進み始める。
すると背後から何かが聞こえた。
モルジアナ「痛っ!」
えっ?と思って急いで振り返り、その光景には疑問しか残らなかった。
さっき完全に燃やしたはずの迷宮植物が何事もなかったかのようにモルジアナの腕に噛み付いていたのだ。
それも一匹だけではなく、ほぼ全てが復活している。
モルジアナ「ううっ!」
その噛み付いた花は、腕をちぎろうとしているのか、左右に揺さぶっている。
A「どうして⁉︎」
叫ぶと同時に噛み付いている花に矢を射る。
今度は「ピギャッ!」という短い悲鳴を上げる。
A「大丈夫⁉︎でもどうして……」
血が出ているモルジアナの腕をすかさず布で巻く。
モルジアナ「すみません……。だけどなぜ?Aさんが完全に燃やしたのに」
いつまでも悩んでる場合ではない。
A「燃やしそこねたなら、もう一度‼︎」
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ノア(プロフ) - マギ9名ってどうゆう事? (2017年7月27日 8時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - つばささん» あります!よければ見てください! (2014年8月13日 9時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - え。これで終わり何ですか?続編ありますか? (2014年8月12日 22時) (レス) id: 2bf427b38b (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - アミさん» ありがとうございます!続編いきました!そちらも見ていただけたら嬉しいです♪ (2014年8月12日 14時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - つばささん» そうなんですか?なんか、奇遇ですね笑 (2014年8月12日 14時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅蘭 | 作者ホームページ:http://kouran-ren
作成日時:2014年7月26日 23時