仲間割れ ページ38
❇︎スパルトスside❇︎
スパルトス「えっと……イサアクさんでしたよね」
この人、さっきから何も喋りませんね……。
ササンにも無口な人は多いですが、ここまでは……。
と思っている間にも、分かれ道へ。
スパルトス「あの……どちらの道が正しいと思います？」
………………。
いくら私でも、さすがにここまで無口な人は苦手ですね。
ハァ、と聞こえないように小さくため息をつき、勘を頼りに道を選び進んだ。
カサカサカサカサ……。
ん？何か聞こえる？
その音の正体は大きなクモ。
私はこういう類の虫は嫌いだ。
槍を抜こうとした時。
イサアク「……手を出してはいけない」
いきなりのことで少し驚いたが、私はすぐに首を傾げた。
イサアク「ダメだ。このまま進む」
はっきりと言った彼にはどこか余裕があるようにみえる。
わけがわからないまま、そのクモから目を逸らし私は彼に従った。
❇︎ミュロンside❇︎
かれこれ10分、僕達はずっとあの虫ケラどもと戦っている。
いや、戦っていると言うよりも撃ち落とし続けている。
そろそろ僕らの魔力もそこをついてきた。
やめると攻撃してくるから、撃ち落とし続けなければならない。
ロゥロゥ「一体何匹出てくるんだよ！」
ミュロン「縄張りを荒らされたから怒っているんじゃないのか⁉︎お前みたいな脳筋ファナリスが森を傷つけたりしなければこんな目に合わなくてすんだのだ！」
ロゥロゥ「はぁ⁉︎全部俺のせいかよ⁉︎」
こんなことを言ってもどうしようもないことだとは分かっている。
ドクドクと目から垂れ流れる血。
僕は魔力の限界でとうとう手を止めた。
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ノア(プロフ) - マギ9名ってどうゆう事？ (2017年7月27日 8時) (
レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - つばささん» あります！よければ見てください！ (2014年8月13日 9時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - え。これで終わり何ですか？続編ありますか？ (2014年8月12日 22時) (レス) id: 2bf427b38b (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - アミさん» ありがとうございます！続編いきました！そちらも見ていただけたら嬉しいです♪ (2014年8月12日 14時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - つばささん» そうなんですか？なんか、奇遇ですね笑 (2014年8月12日 14時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅蘭 | 作者ホームページ：http://kouran-ren
作成日時：2014年7月26日 23時
