真紅の翼爪 ページ35
❇︎トトside❇︎
なんだ、この森は⁉︎
まるで木が生きているようだ。
ギシギシと音を立てながらトト達の行く手を阻んでくる。
オルバ「んだよ、この木!進めねぇじゃねえか!」
トト「しょうがない。少し早いが眷属器を使うぞ」
使うのは二回目、この技は魔力の消耗が激しい。
トトとオルバの魔力量は少ない。
トトは魔力操作はできても、肝心の量はあまりないのだ。
だからさっさと片を付ける。
トト&オルバ「眷属器……『真紅の翼爪(アモール・アフモルガメーク)』‼︎」
ゴオオォォォォという音とともに、ギャアァという悲鳴も聞こえる。
やっぱり木は木だ、よく燃える。
トト「ふぅ、次は……」
辺りを見回すと、まだまだ行く手を塞ごうとする木々。
オルバ「よぉし、もう一度だ‼︎」
❇︎アリババside❇︎
俺は今、ホールで命令3の様子を見守っている。
八つの画面に分かれ、それぞれのチームが映し出されている。
アリババ「絶対帰って来てくれよ……!」
見たところ、トト達は大丈夫そうだ。
でもあいつら魔力が少ないから長続きはしないだろう。
そしてA達は……。
わからない。
まだ眷属器を発動させていないから、余裕はあるだろう。
俺が今できることは……ただただ手を合わせて祈るだけだ。
51人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
【黒バス】軽い気持ちで肝試しした私達がバカでした【ホラー】
【マギ】さて、今日は何をしようか?ニヤ【パート1】
もっと見る
「アニメ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ノア(プロフ) - マギ9名ってどうゆう事? (2017年7月27日 8時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - つばささん» あります!よければ見てください! (2014年8月13日 9時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - え。これで終わり何ですか?続編ありますか? (2014年8月12日 22時) (レス) id: 2bf427b38b (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - アミさん» ありがとうございます!続編いきました!そちらも見ていただけたら嬉しいです♪ (2014年8月12日 14時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - つばささん» そうなんですか?なんか、奇遇ですね笑 (2014年8月12日 14時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅蘭 | 作者ホームページ:http://kouran-ren
作成日時:2014年7月26日 23時