迷宮植物 ページ34
❇︎Aside❇︎
みんなと別れ、2人きりになった私とモルジアナは迷っていた。
A「え〜と、私達は今こっちから来て……だから次は……」
この所狭しと並ぶ木々や大きな花に、方向感覚さえ奪われる。
モルジアナ「これではいつまでたっても抜け出せませんね……」
『人食い森』のはずなのに、これじゃあ『迷いの森』だ。
なにかいい案がないか……。
モルジアナ「空から見れたらすぐにわかるんですけどね……」
ん?……空?
A「そうだ‼︎モルジアナの眷属器の炎の翼があるじゃない!あれで飛ぶの!」
モルジアナ「その手がありましたね!では早速……」
これで脱出できると思ったが、やっぱりこの森は『人食い森』。
一筋縄ではいかなかった。
近くに点々と並ぶ、真っ赤で大きな花。
それが……。
『ピギャアアアアアアアアアッ!』
奇声をあげて、ウネウネと動き出したのだ。
ただでさえ大きく約1mはあったその花は、みるみるうちに成長していき、最終的には約3m
もの大きさに達した。
モルジアナ「なっ⁉︎これは……迷宮植物⁉︎」
A「迷宮植物⁉︎なんなのよそれ⁉︎」
聞いたことはあった。
迷宮にしか存在しない肉食植物だという。
でも、なぜそんなものがここに⁉︎
モルジアナ「関係ありません。相手がその気なら……私も手加減しません‼︎」
その言葉に合わせ、私もゆっくりと眷属器を身構えた。
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ノア(プロフ) - マギ9名ってどうゆう事? (2017年7月27日 8時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - つばささん» あります!よければ見てください! (2014年8月13日 9時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - え。これで終わり何ですか?続編ありますか? (2014年8月12日 22時) (レス) id: 2bf427b38b (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - アミさん» ありがとうございます!続編いきました!そちらも見ていただけたら嬉しいです♪ (2014年8月12日 14時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - つばささん» そうなんですか?なんか、奇遇ですね笑 (2014年8月12日 14時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅蘭 | 作者ホームページ:http://kouran-ren
作成日時:2014年7月26日 23時