検索窓
今日:29 hit、昨日:0 hit、合計:76,976 hit

数字カード ページ22

❇︎紅覇side❇︎

僕の手札はあと2枚、どちらを出そうか。

机上には緑の0が場札として置かれている。

……決めた。

やっぱり最後にはコレを残しとくべきでしょ!

紅覇「ウノ‼︎」

僕が出したのはSkip。

アリババを飛ばして白龍へ。

アリババも可哀想に、僕の運がいいばかりにどんどん手札が増えて行ってる。

しかも今飛ばされたからカードは減らないまま。

そしてもう一度僕の番。

紅覇「あっがり〜!」

僕が出したのは、最後まで残しておいたWild Draw Forw。

僕の心は弾んでいた。

これで上がり‼︎

……けど違った。

出した後に思い出した、数字カード以外を最後に残してはいけないということを。


❇︎アリババside❇︎

くそっ!ヤバイぞ⁉︎

俺の手札はなんと16枚。

紅覇皇子はと言うと……2枚。

これかなり不平等じゃねーか⁉︎

そして次に紅覇皇子が出したカード、それはなんとSkip。

紅覇「ウノ‼︎」

また飛ばされた……。

なにか俺に恨みでもあるのか?

そして紅覇皇子が最後に出したカード、それは俺にとっては最高のカードだった。

それはWild Draw Forw。

きっとルールを忘れていたのだろう。

自業自得だ。

ルール説明中に、紅覇皇子はなにをしていたかは知らないが、まともに話を聞いていなかったのだろう。

ここぞとばかりに俺は言った。

アリババ「紅覇皇子、これは出せませんよ?」

と。

目の当たり→←ルール違反



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (65 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
設定タグ:王様ゲーム , マギ , ホラー   
作品ジャンル:ホラー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ノア(プロフ) - マギ9名ってどうゆう事? (2017年7月27日 8時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - つばささん» あります!よければ見てください! (2014年8月13日 9時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - え。これで終わり何ですか?続編ありますか? (2014年8月12日 22時) (レス) id: 2bf427b38b (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - アミさん» ありがとうございます!続編いきました!そちらも見ていただけたら嬉しいです♪ (2014年8月12日 14時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - つばささん» そうなんですか?なんか、奇遇ですね笑 (2014年8月12日 14時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紅蘭 | 作者ホームページ:http://kouran-ren  
作成日時:2014年7月26日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。