『UNO』 ページ17
❇︎アリババside❇︎
緊張する。
もう少しで食堂についてしまう。
アラジン達もこんな気持ちだったのかな。
脱落者が1人だけなら、十分の一の確率で俺が負けるが……大丈夫だろう。
そう自分に言い聞かせながら、食堂の前まで来た。
紅炎「開けるぞ」
紅炎さんの手によって勢い良く開かれた扉の先は、俺が知っているあの部屋じゃなかった。
点々と並んでいたランプの火は消えており、ロウソクの頼りない灯りで場を補っている。
紅明「なんですか、ここは。さっきと雰囲気が違いますね」
それはみんなも感じ取っているようだ。
そしてその時、初めての音声放送が流れた。
『ミナサン、ヨウコソ。遠慮セズニオ座リクダサイ』
無機質なその声に、違和感を覚えた。
あれ……?この声何処かで……。
無機質なその声でも、声は聞いたことがある。
『ソレデハ、ウノの説明ヲ始メマス』
だいたい5分ぐらいだっただろうか。
複雑なそのゲームの説明も終わり、なんとか理解できたかな。
最終的には手札がなくなればいい話。
『デハ、早速ゲームヲ開始シマス。ディーラーヲ、白瑛サンオ願イシマス』
白瑛「え、あ……はい」
ゆっくりと一枚、また一枚とカードが配られてゆく。
手札を見たとき、俺の顔は硬直した。
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ノア(プロフ) - マギ9名ってどうゆう事? (2017年7月27日 8時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - つばささん» あります!よければ見てください! (2014年8月13日 9時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - え。これで終わり何ですか?続編ありますか? (2014年8月12日 22時) (レス) id: 2bf427b38b (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - アミさん» ありがとうございます!続編いきました!そちらも見ていただけたら嬉しいです♪ (2014年8月12日 14時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - つばささん» そうなんですか?なんか、奇遇ですね笑 (2014年8月12日 14時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅蘭 | 作者ホームページ:http://kouran-ren
作成日時:2014年7月26日 23時