広い土地 ページ13
❇︎Aside❇︎
食堂を出た私とトトはホールへ向かっていた。
アリババはいつ自分に命令が来てもいいように、食事はとっておくらしい。
そういうことを考えるなら私も食べておいた方がいいのだろうけれど、どうしてもそんな気分にはなれなかった。
トト「ここ意外と広いんだな」
A「確かに……これだけ広いなら公に出されていてもおかしくないと思うけどね」
食堂から約10分歩いたところでホールが見えた。
自由時間以外はホールにいなければいけないらしい。
もしも外に出た場合は処罰が与えられるのだという。
処罰、処罰、処罰……。
こんなことをして楽しいのだろうか。
ホールに入ると、アリババ、シンドバッドさん、白龍、紅炎さん、紅明さん、ドゥニヤ、イサアク以外は全員揃っていた。
ジャーファル「Aさん、トトさんも来たんですね」
部屋に入るとすぐにジャーファルさんから声をかけられ、少しだけ体が反応する。
A「はい。ところで、今の時間わかりますか?」
ジャーファル「あ、それならあのモニターの右下見てみてください。太陽の位置からするに、それが時間だと思いますよ」
丁寧に説明してくれたジャーファルさんにお礼を言って、うずくまるみんなの横を通ってモニターまで行く。
そこには小さな文字でこう書かれていた。
『19:56 次の命令まで3時間4分』
と。
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ノア(プロフ) - マギ9名ってどうゆう事? (2017年7月27日 8時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - つばささん» あります!よければ見てください! (2014年8月13日 9時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - え。これで終わり何ですか?続編ありますか? (2014年8月12日 22時) (レス) id: 2bf427b38b (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - アミさん» ありがとうございます!続編いきました!そちらも見ていただけたら嬉しいです♪ (2014年8月12日 14時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - つばささん» そうなんですか?なんか、奇遇ですね笑 (2014年8月12日 14時) (レス) id: 379fc1619c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅蘭 | 作者ホームページ:http://kouran-ren
作成日時:2014年7月26日 23時