旅を続ける者[D.Gray-man]

旅6 ページ9

[Aside]

〜in.森〜

ヒュオ カッ

A)「やっぱり、ユウは変わってないな…休みの日は1日中鍛錬…か。」

少しは皆と楽しめばいいのに…

この様子だと、俺が帰ってきたことを知らないみたいだな…

少し、驚かせてやろうか…ﾆﾔｯ

目隠しをしているユウにそっと、近付き…

ポン

ジャキン

神)「誰だ！」

トン、シュタッ

A)「よっと、相変わらずおっかないな…でも、5年前より六幻の扱いに磨きがかっかてる、さすがだなユウ。」

神)「…！お前、Aか！？帰ってたのか…。」

ユウは目隠しをとって、俺の方を見た。

やっぱり、体は成長していても、性格や行動のストイックさは全く変わってない…

神)「今日、朝から騒がしかったのはそのせいか ﾁｯ！」

A)「俺もここまで、最大に祝われるなんて思わなかったよ…でも、5年振りに教団に帰ってきて少し怖かったんだ…皆、俺がいないところでもの凄く変わってしまうんじゃないかって…。」

神)「…お前にしてはヘタレなことを言うんだな…変わらねぇよ。俺はお前を置いては行かない。」

A)「…！そっか、ありがと…なんか安心したわ。」

ユウは凄い…

俺は教団の皆が好きたけど、ユウはその中でも、特別な枠に入ってた…

厳しく、怖そうに見えて、本当は…優しく、ときに、厳しい言葉で正しいことや、必要なことを諭してくれる…

まぁ、勘違いされることが多いけど…

俺はユウのこういうところが好きだ…

そして、俺が1番支えたい奴でもある。

そういえば…

特別探索部隊に入ったのって…

無茶して戦うユウを支えたかったからだっけ…

やっぱり、俺にとってユウは…

1番の親友だな！

A)「俺はしばらく教団にとどまるつもりなんだ！また久しぶりにいっしょに鍛錬でもしような！ユウ！」

神)「…！ああ。」

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