闇ニ染マリシ白キ華 4 ページ20
病室から慌ただしく機械音が鳴り響く
まぁ…鳴らしたのは私です…ハイ。
「急げｯ!!A様に何かあったら…どうするｯ!?!」
『な…ｯ!?』
どうしたものか、やばい事になってしまった模様…
黒服が…部下達が…来てしまうｯ!?
え、えと…うーん…
トントン…
うん？
振り返ると美桜が居て、天井を指していた
天井…？
ふと、天井を見上げると…
通気口………あ、
『美桜…ナイスｯ!!』
その後、すぐに、美桜に通気口を外してもらい、上へと身体を投げてもらう
『ｯと…よし！』
美桜も入ったのを確認し、通気口を閉めた瞬間
「A様ｯｯ!!……居らっしゃらないだと…!?探せｯｯ!!!至急、急げ!!!!」
御免よ…部下達…
報告も兼ねて、知りたい事がある
だから、見つかる訳にもいかない
ふー…と深呼吸をして、頭を切り替える
首領のところまでの通路のデータを頭に思い浮かべる
『忘れてない……美桜、静かにね？』
コクリと頷き、黙って私の後ろに付く美桜
今頃、治と中也に心配されてるかな…
なんて考えながら
首領の元へと脚を速めた
＿＿＿＿＿＿＿その頃の双黒幹部らは……
「「太宰様ｯ！中原様ｯ！A様が病室から姿を消されましたｯｯ!!」」
中「な…」
太「なな…」
中/太「「何だとｯｯ?!!/何だってｯｯ?!!」」
太「こうしても居られないｯ！今から私が探しに行く!!」
中「あ"ぁ"!?抜けがけすんなｯ!!俺が行くｯて云ってンだろ!?!」
太「はぁ?!チビが行ってどうするのさ？その身長じゃ朝になちゃうんじゃないのw？」
中「太宰…テメェ…!!脳天ぶち抜いてやろうかァｯ!?!」
「あぁ…あのｯ！わ、我々が責任を持って…」
太中「「Aは、私/俺が探しに行く」」
「ぎ、御意ｯ!!」
部下が必死に止めようとしても
そのドス黒いオーラに殺られて
止めることが不可能だったとか
私は知る由もなかったのであった
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マッキー - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2018年4月11日 17時) (
レス) id: 0d4948deb3 (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - レイラさん» 2回目のコメント有難うございます！最高と言って頂けて、とても嬉しいです。更新する励みになります。 (2017年1月7日 21時) (レス) id: 566e7d17d6 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 最高です！更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2017年1月7日 21時) (レス) id: fb73011530 (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - レイラさん» 読んで頂きありがとうございます!! (2016年12月30日 23時) (レス) id: 566e7d17d6 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 面白いです！！更新頑張ってください！！ (2016年12月30日 23時) (レス) id: fb73011530 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢桜 | 作成日時：2016年10月9日 19時
