【文豪】彼の理性なんて物切っちゃったかも？【ストレイドッグス】

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与「好きな奴、当たると良いねェ」 - 2024年5月10日

本日は、敦君【看病】

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『〜ｯ、身体熱い、心細い』





何時より身体の動きが断然遅い。
思うように動かない。
顔も鏡で見たらまるで、火照っているみたいに真っ赤だ。
目もﾄﾛｰﾝとしている


『相当ヤバいな、あっ､そだ体温計何処だっ…』

足がおぼつかなない。

部屋を探そうとしたら、先程の鏡は玄関の靴箱張り付けている大きい鏡。


その玄関の戸に向かって、前のめり倒れる


(アレッ？固く無い。寧ろ少しだけど柔らかい。コレって)





「！？…YOUちゃん大丈夫？凄く顔赤いケド……ｯ酷い熱！」

ひんやりと冷たい彼の手。一寸気持ちいい


『あっ､敦君。…何で此処に、、ｯｺﾞﾎ,ﾊｱ』



「そんな事良いんです！…早く寝て下さい。」




凄い心配してくれる敦君

先程まで私が寝ていた。敷き布団に横抱きで
連れてってくれ優しく寝かせてくれた


(恥ずかしい…でもそれ処じゃ無い。敦君に、謝らなくちゃ)



『ごｯ御免、ね。敦くｺﾞｯﾎ』




「無理に喋らないで下さい！謝らなくても結構です。
YOUちゃんが辛いと、僕も辛いので」



彼が珍しく私を注意した事に驚きを隠せない
けど
その後不安を、打ち消す様に優しい笑顔で答えてくれた



「えっとまずは、体温計と、何か喉を通りやすい食事……そうだ！
探偵社に休みの電話だ」


本当なら出社したい処



ーそんなの駄目です！

と言われて渋々ではあるが、有給を取る事に

《…其処まで慌てているとなると、本当みたいだね》



多分話相手は、太宰さんだろうか？少し会話が聞こえてきた


「あっ有り難う御座います！」


《あと君も今日は、休むと良い。YOUちゃんの看病とか……
あの子に・・・・しようと思ってるんなら》



「…ｯ///」





敦君がｶｱｯと成り固まってる

私は、耳は良い方だが最後のは少し雑音が入り
肝心な所が､電話で直に聴いている敦君にしか
多分聞き取れない



『どうしたの？』



「っへ？大丈夫！大丈夫！！
それより体温計何処？取ってくるよ」

自分で測ると

体温計には【40・8℃】


「どうだった？…うわ！やっぱり、高熱だ！」



「一寸待ってて。粥作るから」






………まだ言えない。

ケド…あと少し


《・・あの子に､ｶﾞｶﾞｶﾞプロポーズ…しようと思うなら》


「YOUちゃん……」



………【もう少し待っててね】









敦「ありがとうございます。評価も出来ればして頂けると嬉しいです！」

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