三十九話 ページ44
A「ありがとうございます鯉伴さん」
Aは、鯉伴に向かいぺこりと頭を下げた。
鯉「お礼を言われることじゃ、ねぇよ」
鯉伴は、手をひらひらと振り笑った。
A「私、リクオのところに行ってきます」
鯉「おう、頑張れよ」
Aは、鯉伴に向かいまたぺこりと頭を下げ部屋から出ていった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
A「………って、言ったものの、どうすればいいの?」
リクオの部屋に来たのだが、Aは、どうすればいいのか悩んでいた。
A(さっき、顔を見た瞬間に逃げ出したしな……)
どうすれば……と、Aが、悩んでいると
リ「人の部屋の前で何してんだよ」
A「ひゃぁぁぁぁああああ?!?!」
いきなり後ろからリクオが聞こえて思わずAは、絶叫した。
A「リ、リリリリクオ?!いつからそこに?!」
リ「今、風呂から出て来た」
そう言うリクオの姿は、一段と色っぽく、髪からほのかに石けんの香りがした。
A「あっ、そ、その…」
リ「?」
A(ええーい!!鯉伴さんに背中押されたんだ、ハッキリ言おう!!)
キョトンとしているリクオに向かいAは、スッ…と息を吸い……
A「私、リクオのことが好き!!」
めいいっぱいの、気持ちを伝えた。
リ「なっ/////」
リクオは、いきなりの告白に顔が真っ赤になった。
A「リクオが私の側に居たいと同じように私も、リクオの側に居たい!!/////」
だから……と言おうとした時
ぎゅ……
A「ふぇ?!///」
リクオに抱きしめられた。
リ「俺、すげえ嬉しい!!」
満面の笑みを浮かべていた。
リ「Aと同じ気持ちだったって分かったらすげえ嬉しくなった!!」
A「リ、リクオ///」
リクオの正直な気持ちにAは、顔を赤くしたが、
A「私も、嬉しい!!」
こちらも満面の笑みを浮かべた。
リ「A…」
A「ん?」
リ「これからは、ずっと側に居てやるよ」
A「えっ、……ん!!」
そう言ってAにキスをした。
初めてのキスにAは、驚いたがゆっくりと目を閉じた。大胆だけど甘く優しいキスだった。
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この時が、一瞬では無く長い時のように感じた。
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アミ - すみません失礼します。作られたのがだいぶ前のようなので見てくださるかわかりませんが質問です?鯉伴さまは、亡くなっていない設定なのですか?あ、あと乙女ちゃんも・・・ (2015年9月21日 22時) (レス) id: bcee897ab3 (このIDを非表示/違反報告)
恋夜(プロフ) - あと、友達になってくれっす! (2014年10月11日 17時) (レス) id: 079da10d0d (このIDを非表示/違反報告)
恋夜(プロフ) - むっちゃおもろいっす!! (2014年10月11日 17時) (レス) id: 079da10d0d (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 面白いです!続き頑張って下さい♪応援してます! (2013年10月29日 21時) (レス) id: bc307086f2 (このIDを非表示/違反報告)
妖月姫(プロフ) - たくさんのコメント、ありがとうございます!!(≧∇≦)ここから、物語が、動きだします!! (2013年8月2日 18時) (レス) id: d4abe7b5d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妖月姫 x他1人 | 作成日時:2013年7月11日 22時