祈っていた、ただそれだけ【羽風薫】【それだけ】 (ページ1)

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第1:祈りはじめてページ1

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俺たちは、朔間さんに連れられて。ある総合病院、天祥院くん所有ではない、否それ以上の病院に来た

大神「で、何で俺様たち連れて来たんだよ？」

乙狩「病院に来たということは、朔間先輩体調でも悪いのか？」

俺もそうは思ったけれど、朔間さんは黙って花束と紙袋を持って病室に止まり。

零「我輩は悪くないし、それにここに連れて来たのは入ってからじゃ」

ガラガラとドアを開けると、車椅子に座った女の子？が居た、朔間さんはゆっくり近寄り

羽風「朔間さん？」

零「フラワー、今日はそっちの気分なのか？」

女の子？の方に行きしゃがんで言うと、車椅子の子は口を開いた

？？？「ぃゃ…違う…。」

零「そうか、あ、今日は我輩以外にも居るんだ」

そう言い朔間さんは、立ち俺らの事を話し始めると車椅子の子がそれを聞いてこちらに近寄ってきた

ガラガラ

大神「てめ～は誰だ？」

「そう、威嚇しないで……、ボクは朔間フラワー。分け合ってこの状態だけど……許してね」

そう言う、痛々しい少女。俺は真っ先に声が出てきてこう口にした。

『あ、朔間さんの妹ちゃん…なのかな？俺は羽風薫。よろしくね？』

「兄さんから、聞いてたよ…うん、よろしく。」

握手を交わしてくれた、何となく朔間さんやその弟くんにそっくりだな〜