【銀魂】鬼兵隊総督に奴´隷の私は恋をした。【高杉晋助】

禁断の…４ ページ7

高杉side

ギィィィと鈍い音をたてて

地下牢に続く扉が開く


Aの牢は、入ってすぐ

高杉「A…？いるか…？」

いないなんて有り得ないが


貴「高杉…様……？」

高杉「久し振りだな」

貴「お久しぶりです高杉様
　 どうなされたのですか？わざわざ
　 こんな所に…」

高杉「話がしたくなってな」

貴「それは嬉しいです
　 ここには誰も来ませんから」

前に会った時より痩せてる

ろくに食事も出されねェもんな

俺は懐から大福を出した

高杉「ほれ」

貴「そんな……貰えません……」

高杉「いいから食え」

Aは渋々、隙間から

大福を受け取り食べ出した



それから少し話して


高杉「じゃあまたな」

貴「はい……………」

名残惜しいが仕方ない

また絶対会いに行くからな


理由？

ンなモン決まってんだろ

俺ァ…Aに恋しちまったみてェだからだ




貴女side


高杉「じゃあまたな」

貴「はい………………」

とても寂しいけど仕方ない

絶対また会いにきてくださいね


そんなにきてほしい理由？

決まってるじゃないですか

私が高杉様に恋をしてしまったからです


許される事ない恋

叶うはずのない恋



神様……………

どうして私達は出会ってしまったのですか？




by高杉神蓮

禁断の･･･５→←禁断の…３

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す