今日:4 hit、昨日:20 hit、合計:87,847 hit
小｜中｜大
第四話 ページ5
とりあえず麦わらの一味に認められて、身の安全を確保(？)する事に成功
ナミさんが「まだ疲れているでしょ？今日の夜はゆっくり休んで！」とベッドに案内してくれた
安息も束の間
私の問題はまだまだ山積みだった。
まず、ここから自分のいた世界にどうやって帰るのか
私はなぜここに来てしまったのか
旦那が心配しているかも、など…数えたらキリがない
私が持っていたのはスマホ一つだけだった
ただ、このスマホとても不思議だった
電波は圏外なのに、何故かインターネットが繋がっている
連絡手段が取れるアプリとアプリを購入出来るストアが全て削除されていて、自分で自由に追加することが出来ない
機能しているのは、動画配信アプリ、フォロワーが全アカウント0になってしまったSNS、音楽、カメラのみ
なぜこのアプリたちは残したんだろう、退屈しのぎにはなると思うけど……
……あれ？
……連絡手段が取れるものは全て削除されている……？
「…うそ…！！！？？」
電話……！！！！
何故か消えていない電話帳を慌てて遡る
ドクンドクンと心拍があがる
”大原 直哉”
「っ…！」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ……ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ……
ﾌﾞﾂｯ
「な、直哉く……！！」
”おかけになった電話番号は、現在使われていないか、電波の届かない場所に___”
「！！！……うそ、そんな……」
なんということだろうか
”助けを呼べない”
事の重大さに気づいた私は声を震わせた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：(´・ω・｀) | 作成日時：2022年9月6日 17時
