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チノイの水遁・水衝波の術でチノイの足元から水が噴き上げ、大波が砂忍に襲いかかった。3匹の創世獣たちはその大波に悠々と乗り、敵に向かって行った。

ユカ 「ミズゴロウ、渦潮!ゼニガメ、バブル光線!ワニノコ、アクアテール!」

ミズゴロウ 「グーログロ!」

ゼニガメ 「ゼーニュー!」

ワニノコ 「ワニワニワーッ!」

水衝波の術を利用してミズゴロウが渦潮を起こし、ゼニガメはシャボン玉のような細かい球を噴き出し、ワニノコは長い尻尾を敵に叩きつけた。

砂忍 「ぐわぁあぁぁぁ!」

その頃、シュウルとミサキは大蛇の足止めに向かっていた。

ミサキ 「忍法・緑鎖!」

ミサキは緑鎖で大蛇を縛り、動きを止めた。

シュウル 「雷刀術・落雷!」

大蛇 「ギャァァアァァァ!」

シュウル 「くらえーっ!」

雷刀を手にしたシュウルは刀に雷を帯電させるとともに、大蛇を巻き込んだ。更に追い打ちをかけるように雷を纏った雷刀で大蛇を切りつけた。大蛇は苦しそうな声を上げながらのたうちまわる。

シュウル「決まった!」

大蛇 「ギャアァァァ!」

シュウル「くっそ・・・浅いか・・・。」

しかし、大蛇の皮膚は予想以上に固く、あまりダメージは喰らっていないようだった。

そしてユカたちの方も、決定打にはかけ、交戦は続いていた。

ユカ 「3匹とも、ハイドロポンプ!」

ゼニガメ「ゼニゼニッ!」

ワニノコ「ワニワニワーッ!」

ミズゴロウ「グーロッ!」

3匹は口から大量の水を噴き出し、敵に攻撃を仕掛けた。

砂忍「回避!」

シュッ!

しかし、3匹の攻撃は読まれ、回避されてしまう。

ユカ 「はぁ・・・はぁ・・・。」

チノイ 「くそぅ・・・なかなかしぶといな・・・。」

砂忍8人に対して木ノ葉の忍5人、人数的にもユカたちは不利で、チャクラも底をつき始めていた。

ミサキ 「きゃぁぁぁああ!」

シュウル「のわっ!」

ズサァァー!

その時、ユカたちの元にシュウルとミサキが飛ばされてきた。

ユカ 「シュン!みーちゃん!」

シュウル「くっそ・・・あの大蛇、俺の電撃が全然効かねぇ・・・。」

ミサキ 「はぁ・・・なんて固さなの・・・。電流でしびれさせるのがやっとだわ・・・。」

ユカ 「(このままじゃまずい・・・。)」

息を上げる2人の様子にユカはこのままでは負けてしまうと思い、必死に打開策を考えていた。大蛇はシュウルの電撃でしびれて今は動きを止めているようだが、ほとんど無傷だった。

3→←○激戦の中で思う○



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作者名:らむ | 作成日時:2021年3月4日 4時

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