糸師凛はマネの犬

わん4 ページ5

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凛ちゃんがチームの皆の元に戻っていくのを見て、もう大丈夫だろう…と思ってタオルの洗濯をしていた


しかし、それは判断ミスだったようだ……(白目)





「お前だけが上手くてもダメだろ！！」


「……」





戻って来たらこの有様…流石に口角下がってくるわ


凛ちゃん、無視は流石に良くないよ……






『……ねえ君』


「っあ、はい」


『……膝、怪我してるよ』


「あ、すみません……」





凛ちゃんに突っかかっていたから威勢が良さそうに見えていたけど、膝から血が出てる



しゃがんで治療をした






「…っ」


『あれ、凛ちゃんはどーしたの？』






私が膝を治療し終わって上を向くと、顔を歪めている凛ちゃん


まさか怪我してるのかと思って全身を見回したけどそんな気配はしない







「……ふん」


『っあ、凛ちゃんどこに行くの……』





……拗ねたな






『…ごめんね。凛ちゃん、素直じゃないだけで悪いやつじゃないからさ。後で仲直りしてね…！』



「はい…」






さて……、


凛ちゃん追いかけないとね





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