午後の病院2 ページ8
優子side
1人でリハビリとして歩き始めた手前、
心寂しくて少し孤独だったから、
明日香が来てくれて驚いたけど凄く嬉しい。(笑)
明 「 よしっ。ここで1回休憩しよう。(笑)」
優 「 え、、、まだ歩けるよ・・・?」
明 「 無理しちゃダメだよ。(微笑み)」
優 「 じゃあ・・・休もうかな。。。」
明 「 うんっ。」
優 「 ふぅ・・・」
明 「 動くのってしんどい?」
優 「 んー・・・体力も落ちちゃったからね。。。(苦笑)」
明 「 そっか、、、歩くのも大変?」
優 「 ゆっくりなら全然歩けるよ。
それに、、、明日香が一緒だから・・・(笑)」
明 「 ゆうちゃん。焦らないでね。」
優 「 ありがとう・・・(笑)」
長椅子を見つけて休憩を促してくれた明日香。
そういう細やかな気遣いが嬉しかったりする。
明 「 大変だったんだね・・・」
優 「 先生たちの方が、大変だと思うなぁ・・・」
明 「 ゆうちゃんはどっちも経験してるじゃん。
経験してこそ、そう思うの?」
優 「 先生をしてるときは、患者さんの方が、
キツいだろうなぁ、、、って、思うよ。。。(笑)」
明 「 ゆうちゃんは人の苦労や辛さを想うのが、
特別得意なんだと思う。(笑)」
優 「 そぅかな・・・?(笑)」
明 「 やっぱりクラクラする?頭、痛かったり・・・」
優 「 ううん。今は平気だよ。
・・・もう少し歩こうかな・・・」
明 「 私も付き合う。(笑)」
優 「 ありがとう。。。(微笑み)」
明 「 はい。ゆっくりね。(微笑み)」
明日香が先に立ち上がって手を出してくれたから、
そこに手を重ねたらヒョイっと引き寄せてくれた。
優 「 ありがとう。(微笑み)」
明 「 体の動かしにくさってある?」
優 「 んー・・・そうでも無いかな。
早く動くと疲れちゃうけど・・・(苦笑)」
明 「 麻痺とか無くて本当に良かった。。。(ホッ)」
優 「 それはまりちゃんのおかげだと思う。。。(笑)」
明 「 ゆうちゃんの運が良かったんだよ、きっと。(笑)」
優 「 みんなが心配してくれて、願ってくれたからだね。」
明 「 ふふ。・・・あ、ここちょっと段差。
気をつけてね。・・・病院なのに珍しいね。。。(驚)」
優 「 ・・・ありがとう。。。(笑)」
ちょっとの段差にも気付いてエスコートしてくれて、
支え方も安定してて信頼できる。
明日香、優しいし思いやりもあるから才能があるのかも。
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作者名:優菜 | 作成日時:2023年10月30日 18時