私の姉はお医者さんPart59 (ページ22)

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夜のナースステーション2 ページ22

梅ちゃんside

血色は悪いし疲れた様な顔してるしやさぐれてるし、
目の下には軽くクマだって出来てる。
時折激しく咳き込んでる姿もいただけない。

梅「いつから？」

優「なにが・・・梅に関係ないでしょ､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､」

梅「優子の事情知ってて関係無いわけないでしょ。
そりゃ私は血も繋がってないし親戚でもない。
でもじゃあ関係ないわって見過ごせないって。」

優「はぁ・・・・・・」

梅「退院して、発作、キツくなってから？」

優「・・・・・もう覚えてない・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ､､､
ちょっと、他で仕事してくる・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ､､､」

梅「待ってっ。」

優「仕事があるんだってばっ・・・っ､､､ぅっ､､､(汗)」

梅「おっと､､､え・・・優子ガチ､､､？(汗)」

逃げる様に席を立った優子がそのままフラついた。
私が体を支えたら力が抜けたのか体を預けてきた。

梅「ちょっと抱っこしていい？」

優「ぇ､､､ぁ・・・ご、めん､､､(汗)」

梅「立てないでしょ。よいしょ・・・」

優「ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ・・・ごめ､､､(汗)」

梅「休もっか。(微笑み)」

〜廊下〜

優「そんな時間・・・ない､､､の､､､(汗)」

梅「いいから休もう。倒れる前で良かったよ､､､(苦笑)」

優「はぁ・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ､､､ｹﾎｯ､､､」

梅「今日は発作は起きてない？」

優「いちお・・・(汗)」

一応って事は騙し騙しやってたって事かな。(苦笑)
抱っこして優子を運んで仮眠室のベッドに横にさせた。

〜仮眠室〜

優「ごめ・・・(汗)」

梅「眠れそう？少し聴診して脈も測っていい？」

優「寝なきゃってのは、分かってるんだけど､､､ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､」

梅「深呼吸してて？スー・・・・・ハー・・・・・・」

優「ｽｩ・・・ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ｹﾞﾎｯ・・・ﾊｰ・・・」

梅「・・・・・・・・・・・脈測るね。指に着けて？」

優「・・・ぅん､､､(汗)」

梅「眠くならないの？」

優「寝れない・・・・・・寝よ、って、思っても、ｹﾞﾎｯ､､､
ｹﾞﾎｹﾞﾎ､､､色々、考えが押し寄せてきて・・・寝れない､､､」

仕事とプライベートと、ストレスに堪えてるのかな。
聴診しても楽観視出来ない心臓と肺、呼吸音がしたし。