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家2 ページ29
詰め終わったお菓子を渡しても、
『ご飯食べてく』と言って帰らない梨央……
杏 「 そもそも、梨央の家は大丈夫なの？」
梨 「 私は全然大丈夫っ♪
杏優来の家って言えば何でもOK！」
杏 「 あ、そういう親御さんだったね……」
梨 「 とにかくっ、
私は杏優来とお兄ちゃんと食べたいの〜っ。」
杏 「 ……じゃあね、
お兄ちゃんに電話してOKが出たらいいよ。」
梨 「 ほんとに！？(笑)」
杏 「 うん…
お兄ちゃんが良いって言うならね……」
梨 「 分かったぁ、してくるっ！」
嬉しそうに携帯を握りしめて、
2階にある私の部屋に向かった梨央……
私の家は第2の梨央の家……らしい。(苦笑)
────5分後────
梨 「 あーうーらー!!(笑)」
杏 「 はぁい……(苦笑)
…どうだった???」
梨 「 全然ええで、だってっ！(笑)
…やっぱりお兄ちゃん優しい〜。」
杏 「 やっぱりそう言うわよね……(苦笑)」
梨 「 てことで、
今日の夜はお世話になりまぁす！」
梨央のお願いをお兄ちゃんが断ったことなんて1度もない……(苦笑)
逆に私のお願いを、
梨央の家族が断った事も1番もない…(苦笑)
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作者名：優菜 | 作成日時：2018年5月27日 20時
