霊が六人 ページ7
京「ねぇ佐上君…十四番隊っていつからあるの?」
僕は佐上君に聞きたいことを聞いた。
あ「140年前だよ。」
京「へぇー140年前…っていつの間にいたの!?」
びっくりしたぁ…
あ「…あんたが喋った時からだ。佐上、お前私が禁じた霊圧を使っただろ。」
少し霊圧をあげながら佐上を見つめた。
佐「申し訳ありません。…しかし、霊華を使わなければ間違いなく浮竹隊長は…」
佐上は悲しげな瞳で告げた。
それほどにまで浮竹隊長は弱っていたのだ。
あ「まぁ…あまり乱用はするなよ。…お前は唯でさえ霊圧が不安定なんだからな。」
佐「はい。…浮竹隊長はなんと?」
あ「…やはりだが声が聞こえたらしい。…このまま行けば奴に支配されてしまう。」
京「支配ってどういうこと?…それに霊華って?」
あ「霊華は私が佐上に教えた禁霊だ。決まった霊圧を花にして他人の体に植え付けて治療する。最も…霊圧が弱ければ小さい花しか咲かず…治療も上手く出来ない。…だが、佐上であれば大きな華を咲かせることができるがな。」
佐「はは…隊長が教えなければ僕、使いませんでしたよ。」
苦笑しながら佐上は言った。
京「そうなのね。…てことは病気も治療出来るのかい?」
あ「…出来ないことはないが…状態にもよる。佐上の霊圧が戻れば浮竹隊長の体の弱さも治せる筈だ。」
私でもできるが、佐上の方が良いだろう。…私には出来ない。
私は人殺しだからな。
佐「隊長…そろそろ暗くなって来ましたし、晩ご飯にしませんか?」
佐上が思い出したように告げた。
あ「そうだな。…佐上、お前は浮竹隊長を私の部屋に案内しろ。私はキッチンにいく。」
佐「た、隊長が料理!?」
あ「ダメなのか?」
佐「いや、隊長が料理なんて珍しいな…と。」
苦笑しながら佐上がいう…
確かに私はキッチンにあまり立たない。
あ「そうだったな。…まぁ焦がしたりはしないから安心しろ。」
京「焦がしたりしないってことは前には焦がしたってことだね?」
あ「っ!仕方ないだろ…その、料理はあまりしないんだ。」
佐「隊長、極度の戦闘バカですもんね。方向音痴ですし。」
あ「う、煩い…もういいから佐上は浮竹隊長の迎えに行ってこい。…京楽隊長はそこに座っていて構わない。」
本当…こいつと話すと気が狂う。
だからこいつを十四番隊に引き入れたのかもな。
京「見てもいいかい?」
あ「構わないが邪魔したら斬る。」
京「はは、気をつけるよ。Aちゃん♡」
あ「…。」
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ユキユキ (本体)(プロフ) - うたプリ大好き?さん» ありがとうございます! 更新頑張ります^^ (2017年10月11日 2時) (レス) id: fee4a0facb (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 体調崩さない程度で更新頑張って下さい! (2017年10月10日 12時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
ユキユキ (本体)(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 申し訳ございません!!!めちゃくちゃ更新遅れてました(´;ω;`) 時間見つけながら話を考えてるんですがよく寝落ちで消えたりで災難?ばっかりでして笑更新遅れてしまった分も頑張って行きますのでよろしくお願い致します! (2017年10月10日 1時) (レス) id: fee4a0facb (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています。もう更新はされないのでしょうか? (2017年10月10日 0時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
ユキユキ (本体)(プロフ) - スノーだるまさん» ありがとうございます!藍染…ホントですね笑 簡単に見つけられる方法を教えていただきありがとうございます(*⌒▽⌒*) (2017年8月17日 20時) (レス) id: fee4a0facb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユキユキ x他1人 | 作成日時:2017年2月19日 4時