霊が十四人 ページ15
あ「着いたよ。ここは私の家だ…で、あそこに座ってるのは京楽春水。同じ仕事をやってる。」
黒狐は春水を見るとフン!と鼻で笑った。
春水はというと…黒狐を見て、驚いている様だ。
春「えーと…この狐は…一体?」
あ「私の斬魄刀の黒狐です。」
春「な、なるほど…」
黒「…貴様、酒臭いな。俺はAにしか従わんぞ。」
あ「気にするな黒狐…じゃ呼びづらいな。名前は無いの?」
Aがそう聞くと…黒狐は答えた。
黒「グレイ…だ。」
あ「そう。じゃ、グレイ…そのまま大きいと屋敷にもはいれないから、少し小さくなってもらうわよ。」
Aはそう言うと、グレイに触れた。
みるみるグレイは小さくなり…肩に乗れる位の大きさに変わった。
グ「なにを…した?」
あ「普段は私の肩に乗ってればいいよ。」
Aはグレイを肩に乗せると、春水をみた。
春水はぽかんとこちらをみているだけ。
あ「…まぁ、味方だから大丈夫だよ。」
春「あ、うん。」
あ「さて、調べ物はもういいとして…春水はまだ起きてるのかい?」
Aがそう言うと春水はビクリと動いた。
春「い、いや…その…ね?」
あ「なんだ…」
春「部屋の場所…分からなくなって…ね。あはは!参ったねぇ…どーも。」
春水はダラダラと冷や汗を流しながら言った。
あ「部屋の場所か…輝夜なら知ってると思うが、今は寝ている。確かにここは広いからな。誰でも迷う。…嫌なら他の部屋を探すが、近くに私の部屋があるが…くるか?」
春「いいの!?」
あ「?構わないが…言っとくがグレイもいるからな。」
Aが何故か喜んでいる春水にそう言った途端…春水は何故か落ち込んだ。
グ「邪魔なら俺が春水の部屋に行くぞ?その輝夜とやらが気付いたらヤバそうだ。」
あ「そうか…何故輝夜が気付くとヤバイんだ?」
グ「い、いや…なんでもねぇ…。」
鈍感か…
グレイがトン…とAの肩から降りると、そのまま春水の部屋へと消えた。
あ「さて…行くぞ春水。」
春「ん?あ、うん。」
春水はグレイに言われたことを考えていた。
グレイが消える時に…はやくしねぇと他のやつにA取られるぞ…と言われたのだ。
春「これは骨が折れそうだねぇ…」
春水はボソリとそれを言うと、Aの後を追った。
Aは春水と間を開けて布団を敷くと、そのまま布団に入って眠った。
春「よく寝れるなぁ…さて、僕も寝よう。」
そうして春水も眠りについたのだった。
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ユキユキ (本体)(プロフ) - うたプリ大好き?さん» ありがとうございます! 更新頑張ります^^ (2017年10月11日 2時) (レス) id: fee4a0facb (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 体調崩さない程度で更新頑張って下さい! (2017年10月10日 12時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
ユキユキ (本体)(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 申し訳ございません!!!めちゃくちゃ更新遅れてました(´;ω;`) 時間見つけながら話を考えてるんですがよく寝落ちで消えたりで災難?ばっかりでして笑更新遅れてしまった分も頑張って行きますのでよろしくお願い致します! (2017年10月10日 1時) (レス) id: fee4a0facb (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています。もう更新はされないのでしょうか? (2017年10月10日 0時) (レス) id: 4e8990689c (このIDを非表示/違反報告)
ユキユキ (本体)(プロフ) - スノーだるまさん» ありがとうございます!藍染…ホントですね笑 簡単に見つけられる方法を教えていただきありがとうございます(*⌒▽⌒*) (2017年8月17日 20時) (レス) id: fee4a0facb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユキユキ x他1人 | 作成日時:2017年2月19日 4時