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第43話 光る鉈と光る短刀 ページ44

・・・なんでだろう。

最近、国木田さんに避けられている。


ナオミ「今日も話せなかったんですか?」

『うん・・・。話しかけようとしたら、他の人の所に行っちゃって・・・』

ナオミ「一体どうしたのでしょう・・・。そんな事、今まで無かったですのに」


遠目に国木田さんを見る。

・・・いつもなら目が合って、「どうした?」なんて声をかけてくれるのに・・・。
もう三日も、国木田さんと話していない。

私が失敗しても、残業をしていても、何も云わない。


与謝野「ったく・・・。国木田はどういうつもりなンだい?妾が直接訊いてやろうか?」

泉「それか、私が訊く。無理矢理云わせるのは得意だったから、任せて」

太宰「私が訊くよ。男同士の方が国木田君も云いやすいだろうし」


・・・三択のうち二択、国木田さんが血塗れになりますよね?
ほぼ一択なんですけど・・・。


『えっと・・・太宰さん、お願いします・・・』

太宰「ふふ、任せてくれ給え。国木田君の本音を暴いてみせるよ」

『それは頼もしいですね』


そう云うと、太宰さんは不敵な笑みを浮かべた。


・・・あれ?
国木田さん・・・今、此方を見てた?

・・・気の所為か。


与謝野「・・・ちっ、国木田を解体する折角の機会だったのにねェ・・・」

泉「Aの役に立ちたかったのに・・・」


そう云って与謝野女医は鉈を、鏡花ちゃんは短刀を光らせた。

・・・やっぱり頼まなくて良かった・・・!

第44話 盗み聞きと彼の気持ち→←第42話 貴方の理想と好きな人



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紅羽(プロフ) - 続編fightだ! (2018年8月24日 20時) (レス) id: 5947bb1147 (このIDを非表示/違反報告)
グーフィー(プロフ) - きのこまるさん» 期待してます。 (2018年8月24日 20時) (レス) id: c591818929 (このIDを非表示/違反報告)
きのこまる(プロフ) - 黒バイさん» 自分勝手で申し訳ありません・・・!もう少しお付き合いください・・・。 (2018年8月24日 20時) (レス) id: c031244509 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - 続編…!?楽しみにしています! (2018年8月24日 20時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
グーフィー(プロフ) - ちょ、え、待って、え、完結??おめでとう!え、ちょ、待って、ああああ (2018年8月23日 22時) (レス) id: c591818929 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きのこまる | 作成日時:2018年7月27日 20時

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