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第33話 練習と谷崎先生 ページ34

料理を頑張ろうと決意したものの・・・。
私だけで練習してもそんなに上達しない気がするなあ。

と、悩んでいるのをナオミちゃんに話すと・・・。


ナオミ「なら、兄様と一緒に練習しません?」

『・・・谷崎君と?』


谷崎君といえば、探偵社屈指の料理男子だ。
ナオミちゃんの朝ご飯や鏡花ちゃんの歓迎会の時の料理も彼が作ったらしい。

谷崎君なら、話しやすいし・・・頼んでみようかな。





『・・・という訳で、よろしくね、谷崎先生!』

谷崎「先生って・・・。でもまあ、頑張りますね、Aさん!」


谷崎君に事情を話したところ・・・。
「僕が役に立てるのなら・・・」と快く承諾してくれた。

早速私は、二人の部屋にお邪魔して、一緒にクッキーを作る事になった。

ちなみに、ナオミちゃんは味見係だ。


『じゃあ、早速だけど、お願いします!』

谷崎「はい!・・・その前に、Aさん、髪の毛結ばないんですか?」

『えっ・・・結ばないと駄目?』


三角巾はしてるから、一応は大丈夫だと思ったんだけど・・・。
やっぱり、した方が良いのかな?


谷崎「駄目というか・・・邪魔そうだし、三角巾をしていても、入ってしまう事もありますし」

『そっかあ・・・。でもね、その・・・云いづらいんだけど・・・』



_________私、髪の毛、自分で結べないんだよね・・・。



『・・・申し訳ございません』

谷崎「い、いえいえ。仕方無いですよ、苦手なんですから」


年下に髪の毛を結んでもらうなんて・・・。

恥ずかしい・・・。


ナオミ「あー、Aさん、ずるい!兄様、ナオミにもやって下さいまし!」

谷崎「あはは・・・はーい」


私には、料理をする以前の問題があったようだ・・・。

・・・せめて、一つに括るくらいは出来るようになっておこう・・・。

第34話 練習結果と羞恥心→←第32話 決意と焦り



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紅羽(プロフ) - 続編fightだ! (2018年8月24日 20時) (レス) id: 5947bb1147 (このIDを非表示/違反報告)
グーフィー(プロフ) - きのこまるさん» 期待してます。 (2018年8月24日 20時) (レス) id: c591818929 (このIDを非表示/違反報告)
きのこまる(プロフ) - 黒バイさん» 自分勝手で申し訳ありません・・・!もう少しお付き合いください・・・。 (2018年8月24日 20時) (レス) id: c031244509 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - 続編…!?楽しみにしています! (2018年8月24日 20時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
グーフィー(プロフ) - ちょ、え、待って、え、完結??おめでとう!え、ちょ、待って、ああああ (2018年8月23日 22時) (レス) id: c591818929 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きのこまる | 作成日時:2018年7月27日 20時

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