赤塚高校鍵異変番外 (ページ7)

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①[氷の兵士](主人公過去編4) ページ7

天使界:元残党のアジト周辺
部屋の外に出て、先輩達と合流する。

上級天使兵「よくやった、A。
…そうそう、お前個人に"裏の仕事"があるそうだ、いつもの所に向かえ」
貴「了解しました」
中級天使兵「後のことはこっちで終わらせておくね」
貴「…失礼します」

そう告げると、私はとある場所に向かった。
その後ろでヒソヒソと話す声がする。

下級天使兵「相変わらずだな、"氷の兵士"様は」
下級天使兵2「俺もああいうのに憧れるけど…他の皆からしたら…迷惑だよな」
中級天使兵2「お前らもそう思う？
いつかこっちの背中取られそうで怖いよな」
中級天使兵3「狼みたいに1人で気取ってるんだよ、俺達の厳しい訓練なんかサラリとこなしてるし…見下してるんじゃね？」

先輩達が咎めるまで、その言葉は続いた。
私には、"妬み"も分からなかった。

貴(理解不能…そういう口が動くなら訓練頑張ればいいのに)
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ウィンドルフ:天使界と悪魔界の境目

貴「お待たせしました、ルシフェル様」
ルシ「呼び出して済まないな、A」
貴「問題ありません。
要件をどうぞ」

悪魔界のリーダーである、ルシフェル様。
その人は"裏の仕事"をよく頼む。
私はその依頼を淡々とこなす。

貴(…それが、仕事だから)

要件を覚え、その場を後にする。
夜まで待って…仕事を終えて、完璧に報告をしよう。
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