赤塚高校鍵異変番外 (ページ6)

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①[氷の兵士](主人公過去編3) ページ6

天使界:大天使の間
大天使の間に、天使兵全員が集まる。
全員1分たりとも遅れてはいなかった。

上級天使兵「アステリア様、全員揃いました」
アス「ありがとう。
集まってもらったのは、残党を地上界へと落として欲しいのです」
中級天使兵「この前ので終わったんじゃ…」
補佐「それが、探査の水晶に残党のアジトが映り、その場所が大天使の城に近い位置なのです」
アス「…そういうことで、地上界へと落としてもらいます」
天使兵全員「了解しました！」
補佐「サポートに、我々の見習いをつけます。
…カイト、彼らのナビを」
カ「分かりました」

カイト、と呼ばれた人は頷き、その場で術を展開した。
ナビというのは…多分作戦の補佐、ということなのだろう。

アス「それでは…任務開始！」

その声がかかり、私を含む天使兵全員はその場を後にし、武器庫で準備をすることに。
遅れることも無く、各グループ事に分かれ、探索を開始した……。
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天使界:残党のアジト周辺
私は単騎、アジト前に着いていた。
ナビをしている補佐と、先輩に報告をした。

貴「アジト発見、他の兵士が到着前には終わらせる」
上級天使兵＜了解、全員半分生きている状態にしろ。これは命令だ、A＞
貴「了解、命令を実行します」
カ＜…気をつけて＞

"氷の兵士"には単騎が似合うだろ、と仲間からは言われているので問題は無い。
刃が鋭く持ち手がごつごつした短剣を両手に持ち、音もなく駆け始める。
蹴りで扉を開け、向かってくる残党を峰打ちにしていき…。

貴「制圧完了、待機します」

数分でアジトを制圧し終わる。
他の兵士が駆けつけた時には、全てが終わっていた。
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