〃 ページ3
『今貴方の上でバリアを張ったら、どうな
るんでしょう。』
男の上に手をかざして言う。
「ま、まさか…」
『胴体と頭、切り離してみましょうか。』
もちろん。本当にするわけではない。か弱い女
子中学生がそんな事する訳ないし、ただの脅し
にすぎない。
「まっ、待ってくれ！悪かった！だから…」
『だったら全部話してください』
ーーーーーーーーーーーー
あの男から聞いた所によると、超能力者が集ま
った組織【爪】が覚醒ラボを襲いそこにあった
データにある超能力者を誘拐したという話だっ
た。組織の幹部は皆顔に傷のある者でかなりの
実力者らしい。今回私を襲撃したこの男はただ
の下っ端らしいが…。
これ以上は聞いても意味ないか…。
男を木にくくりつけて覚醒ラボへ向かう。
覚醒ラボが襲撃されたというなら麗ちゃん達が
危険な目にあっているという事だ。あり得ると
したら洗脳…。さっきの男が精神に苦痛を強い
る事で人工的な超能力者を生み出していると言
っていた。手遅れになったらまずい…。
やっと着いたラボに急いで入る。
ガチャ
中に入るとボロボロになっている室内と倒れて
いる人達。
ひどい…。倒れている人達は研究員達だ。
生きているみたいだけど…。
『…！！』
上から話し声が聞こえる…。まだ敵が残ってた
のか。ゆっくりと扉に近付き顔を覗かせる。
あれは…、密裏さん！奥に見える縛られている
人は密裏さんだろう。敵はどこに…。
「隠れていないで出てきたらどうだい。」
扉の向こうから声を掛けられる。
バレてたのか…。話していた事からして二人…
それ以上だろう。一人ならまだしも二人となる
と勝つのは望み薄だろう。
『……』
このままじっとしていても仕方がない…。
扉を開けて中に入る。
とりあえず密裏さんを逃がしてから…
「え…Aちゃん？」
聞きなれた声が部屋に響く。
『モブ！？何でここに…』
そこにいたのはモブと…
「なんだ、キミだったのか」
『…どうも』
黒酢中の裏番長、花沢 輝気だった。
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ぽめしばちぃーず - ただのアニメ好き☆さん» 前回もコメントありがとうございます！皆さんが読んでくださっているので続けられています！本当にありがとうございます！ (2019年4月8日 11時) (
レス) id: dc66c6f612 (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - とってもお話面白いです！無理をなさらずに更新頑張ってください！ (2019年4月8日 1時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - 返信嬉しいです！これからも読み続けさせていただきます！ (2019年4月7日 11時) (レス) id: 9791386aac (このIDを非表示/違反報告)
ぽめしばちぃーず - れいなさん» れいな様。感想ありがとうございます！更新頻度が低下しないように頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2019年4月6日 11時) (レス) id: dc66c6f612 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - とても面白いです！続き待ってます！ (2019年4月6日 10時) (レス) id: 9791386aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽめしばちぃーず | 作成日時：2019年4月2日 15時
