1話 ページ1
Aside
今、私は全力で走っている
それは何故か……
迅「なんで逃げるんだよ!」
A「アンタが追いかけて来るからでしょーが!」
迅「逃げたら追いかけるだろ!」
A「本っ当勘弁して!嫌な予感しかしない!」
迅「未来…ってまたSEで邪魔してるな!」
A「簡単に見せてなんかやるもんか!」
後ろから追いかけてきている自称実力派エリート
またの名を迅悠一から逃げているのである
事の発端は私がランク戦から出てきた所から始まる…
──────
【回想】
A「はぁ〜っ今日も絶好調!ちょっと休憩にするかな〜」
ランク戦を気の済むまでやった私は
休憩を挟もうとラウンジへ移動した
すると私を待ってましたと言わんばかりに立つ迅
迅「やっほ〜A」
A「迅じゃん、本部に用?」
迅「Aに用があるんだよね☆」
A「あっ…(察し)…ちょっと私行くところが〜……((ダッシュ」
迅「あっ!!」
──────
と、言う感じで…
迅の今回の用はろくでもない事だと察知
それを振り切ろうとわざわざ二つ目のSEを使って
未来視を遮断して逃げているのである
走っていると、前から特徴のある赤のユニフォーム
迅「あ!准、A捕まえて!」
嵐山「ん?こうか?」
ガシッ
A「ぎゃー!お願い准!離してっ、捕まりたくないの!」
嵐山「でも迅に言われたからなぁ…」
くっそ…迅に凄い従順なのね!(泣)
こうなったら…あんまりキャラには合わないから
したくは無いが致し方ない
私を捕まえている准の隊服を軽く掴み
俗に言う上目遣いで准を見つめる
A「お願い…逃がして…((ウルッ」
嵐山「あっ、お…おう...///」
スルッ
迅「あ!」
A「作戦勝ちーー!」
嵐山「ハッ!やられた!」←
上手く引っかかってくれた准の腕をすり抜け
ダッシュを再開する
そして角を曲がってすぐの隊室に転がり込む
迅「あれっ、どこ行った!」
嵐山「上手く逃げられたな…すまん迅」
迅「いや、いいよ(笑)また見つけたら捕まえる」
足音が去っていくのを確認し息を吐き出す
すると私の頭をコツンと叩く手
A「あいてっ」
影浦「おい、突然入ってくんな」
A「ごめんごめん、ピンチだったんだって」
影浦「全くよぉ…」
私の頭を叩いたのはこの隊室の主
影浦隊隊長の影浦雅人だ
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神燐(プロフ) - 絵がとても綺麗なんだが (2022年10月9日 22時) (レス) @page2 id: 16ed5cf6b6 (このIDを非表示/違反報告)
♪♪♪♪♪ - ワートリ出水なんかキャラがかわいいです。 (2022年8月6日 20時) (レス) @page5 id: 0d525184d4 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - ヒナコさん» ヒナコ様!コメントありがとうございます!私も2期が終わって寂しいなぁ…と思い描き始めたので、そう言っていただけて嬉しいです!これからも頑張っていきますので、引き続き読んでくださると嬉しいです! (2021年4月6日 0時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナコ(プロフ) - とってもおもしろいです(*≧▽≦)2期終わっちゃって残念だったんですけど、この小説読んで元気でました!!応援してます。更新頑張ってくださいO(≧∇≦)O (2021年4月5日 23時) (レス) id: 9558fcebee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yu-grena | 作成日時:2021年4月4日 2時