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寂雷side
ちょうど保健室の戸締りの確認をしている時
外から聞こえた救急車の音
嫌な予感がして窓を開けて外に顔を出す
運ばれている生徒を見て一瞬時が止まった感覚に襲われる
寂雷「っ！！長谷さん！」
保健室の戸締りをするのをやめて救急車のいる元へ走る
途中で観音坂くんを見つけ
独歩「先生、どうしたんですか…？」
走っている事にびっくりした様子で
恐る恐る問いかけてくる観音坂くんに
あらかた事情を説明した
独歩「え…！大変じゃないですか、！」
寂雷「観音坂くん、保健室に置いてある長谷さんの荷物を持ってきてください。この学校からなら、私の務めている病院が近い。」
独歩「わ、分かりました…！」
私がそう言うと走って取りに行く観音坂くん
その間に救急隊員の人に説明し、観音坂くんが来るのを待ちながら
長谷さんを救命を始める
心臓マッサージを必死に行う
でもなかなか目を開かない長谷さん
寂雷「お願いだ、君は死んでいい人間じゃない！」
私はそう長谷さんに言いながら、長谷さんの心拍が戻るのを祈り
心肺蘇生を続けた
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作者名：Yu-grena | 作成日時：2019年3月23日 1時
