幽霊の見える小学生になった件

件名:お花見と追憶2 ページ19

「お手柄だね！君！」
『あ、ありがとー！』
目暮警部に褒められる。
「すごいね！Aちゃん。」
コナンくんそんな目でみないでくれ…ちがうんだよ。カンニングなんだよ…
『偶然だよ。』
「そういえば君名前は？」
やはりベルモットにバーボン関係者と悟らせたらいけないだろう。
『Aだよ！』
「…。」

女の人は警察に連行されていった。
復讐、ね。
裁判で何度その言葉を聞いたか…
《はは、お前ヒーローじゃねぇか。》
おもしろがってんじゃねぇ！！
残ったマスクの男性と老人が警察と話している。
すると、コナンくんがマスクの男性に近づいていた。
「ねぇおじさん。おじさんってもしかして目が悪いの？」
たぶん、めちゃいいと思うよ…
「え？なんでだい？」
「だってあのスリのおばさん、おじさんの顔見てびっくりしてたよ。で、ちょっと前に財布をスった相手がおじさんだったからだと思うんだけど、なんでおじさんあの時何も言わなかったの？おばさんと会うの2回目のはずなのに」
追い詰めていくねー名探偵。
《まさか、あれゼロ？》
『そーですよー(ﾎﾞｿ』
《おもれ〜》
降谷零をしってる私たちは面白い状況てもコナンくんにとっては危険な状況なんだよ！
「そ、そうなんだよ、僕目が悪くてね…」
いつもの演技達者どこいったよ？？
たしか、財布をスられたのは本物の男性の方だよね。
変装していた安室さんは、まさか変装先が財布をスられていて、自分が容疑者候補になるなんて思ってもなかったんだろう。
可哀想に…。
同情はしないけど…☆
「一人でお花見に来たの？」
スーパー質問タイムがスタートだ。
頑張れアムピ。私は助けない(
「実はお守りを買いに来たんだよ」
「なんのお守りですか？」
少年探偵団の質問攻めに、安室さんは目を泳がせる。
《ひー！おもれぇ！あの澄まし顔がくずれてんぞ！》
《こら！松田！》
その様子を見つめながら警察学校組と内心ニヤニヤしていると…。


「私のお守りでしょ？」
ベルモットがでてきた。
「この子のためのね」
「そっか、赤ちゃん！」
「安産祈願のお守りですね！」
助け舟がでてよかったね、アムピ。
「家でじっとしてろって言っただろ！」
「貴方が全然帰ってこないから、心配で見に来たんじゃない！」
うわぁ、演技達者。さすがというかなんというか。
話していると突然、女性が突然口元を押さえてジョディの方へ倒れこむ。
ジョディの捲くられた服の袖口から小さな機械を抜き取ったのが見えた。
『…。』

件名:茜で染めた緋色→←件名:お花見と追憶

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