苦手度64．5% 南雲sids ページ37
「なんで、先輩がいないと駄目ってわからないんですか！」
明るく輝く出店を見てたら後ろから、翠君の言葉が聞こえてきた。
翠君と姉御が喋っていた。2人は、何個か言葉を交わした後翠君が歩いてくる。
翠君が俺を見つけて、すれ違う。
高「南雲君も、言いたい事があるならいったほうが良いよ。伝わるから…きっと」
南「‼…その瞳」
翠君の言葉に勇気付けられて、姉御と話をしに来た。
そこで見せられたのは、真っ暗な闇に浮かぶ
鮮やかな赤い瞳。
姉御の黒い髪と相まって、何処か不思議な雰囲気を漂わせた。
貴『気持ち悪いでしょ？赤い瞳なんて』
バケモノみたい…と自嘲する様に笑った。
貴『この瞳のせいでね、悪者だって言われてこんな火傷まで…』
ほら、とずっと気になってたリスバンドの下を見せられる。
そこには、目も当てられないくらいに酷い赤黒い火傷。
どれだけ辛かったんだろうこの人は。
ヒーローなんて、俺達は言って1番近くにいたこの人を救えてなかった。
それに、気づいた時俺の口は勝手に動いてた。
南「俺は、その瞳綺麗だと思うっす！」
最初見た時、確かに驚いた。でも、
黒い闇に溶けず浮かぶ赤色は綺麗なんだ。
俺の言葉に、姉御の瞳が泣きそうになる。
貴『何言ってるの？同情？そんなの欲しいわけじゃないの』
南「本当の言葉っす。姉御なら、わかるっすよね？」
頭の良い姉御なら、俺や皆が嘘をついていない事なんてわかるはず。
だから、気持ちはちゃんと伝わる。
そう言いたかったんっすよね翠君。
貴『信じらんないだよ‼その言葉が…その思いが…‼だって…』
姉御の赤い瞳から透明な雫が落ちる。
それと共に、何処かへ行く姉御。
俺はその手を掴まない。だって、姉御の先にはあの人達がいるから…
南「姉御、そんな事あるわけないじゃないっすか」
あんなに貴方の事を皆好きなのに。
貴『裏切られるのが怖いんだよ…‼』
涙を流す姉御を思い出して
南「後は、お願いしますっす。深海さん、隊長」
俺達のレッドとブルーは凄いっすからね。
嘲笑う様に輝く月にそう言った。
(ザマァみろと月が嘲笑うのなら、)
(何度だって、貴方を助けるよ。)
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純(プロフ) - カイコクとマキノだいすきです！ (2019年7月14日 19時) (
レス) id: 9f70754803 (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - 餅つき狐さん» ありがとうございます！更新頑張りたいと思います！ナカノヒトゲノム好きなんですか？よければ、好きなキャラとか教えてください^ ^ (2016年8月5日 14時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
餅つき狐(プロフ) - とっても面白いです！頑張ってください！余談ですが私もナカノヒトゲノム好きですよ！ (2016年8月5日 10時) (レス) id: 86e054f3a4 (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - ろんさん» ミバ見て来てくれたんですか？ありがとうございます！中々、ミバは来れませんがこっちでは更新頑張りますので宜しくお願いします^_^ (2016年7月31日 0時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - クランさん» ありがとうございます！更新頑張ります！^_^ (2016年7月31日 0時) (レス) id: 9103400878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月詩音 | 作成日時：2016年6月20日 9時
