0話 続 ページ2
貴方side
こうも、次々に“人間”だと思わせるものが出てくると流石に信じなくてはならない。
まだ、実感がなくて自分の体をマジマジとみてしまう。
??「まぁ、とにかく服を着ろ。服を。」
そういうと、私に浴衣でもない黒い何かを着てるのと同じような服を渡される。
でも、着方なんて分からないからどうすればいいのかわかんなくて何かを触っていたら
??「着方が分からないのか?まぁ、普通はそうだよなぁ。」
そういうと、私に服を着させようとする。最初は抵抗しようと思ったけど体があまり言うように動かないからその人の言うようにした。
??「一応、上のやつらに知らせる前にここの事を教えてやるか。」
??「────────と、まあ、今でも買うのにすげー金を使うお前はどーしても、上のやつらは、欲しかったんだよ。だから、俺にここまでもして刀剣女士にさせたんだよ。ったく使い方が荒いったらもう…。」
ため息混じりに言ってくれた人が言った事は、まだ実感がないけど何となくわかった気がした。
『なるほど…。つまり、私は時間遡行軍を倒すべき、ここに呼ばれた。ということですね。』
??「覚えが良くて助かるわ。まぁ、そういうことだな。」
男の人が喋り終わる頃には体になれて言葉も普通に喋れるようになった。
??「あとは────。まぁ、“人間”について知っとくべきか。」
そういうと、私に人間について教えてくれた。感情があること。感覚があること。自分で考えることが出来ること。
どうにも刀“だった”私には難しそうでちゃんとできるか分からないけど…
??「あ、俺のことはお前を治した人っつーことで敬って接してくれよ〜。呼び方は先生でいいからさ。」
そういうと、先生は「上のやつらに報告しとくからお前は一旦、刀に戻ってろ。」って言われてよく分からないもの中に入れさせられた。
そうすると直ぐに眠くなって、次第に目を閉じた─────
先生「うし、眠ったな。あとはこいつをデーター化して報告に行くか。」
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ゆっち - 面白かったです。更新頑張って下さい !‼️続きがみたいです。 (2022年9月28日 16時) (レス) @page43 id: f8c9fe1d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜好きさん | 作成日時:2020年2月16日 16時