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洗濯機も回したし、服も置いてきた。飯でも作るか、と考えてキッチンに移動。冷蔵庫を開くと中には何も入っていなかった。


何で何も入っていないのか考えること五秒、その理由は簡単だった。ここ最近、家に遊びに来る輩が多かったのだ。




『 面倒だけど買いに行くか。一虎には置き手紙残してけば大丈夫だろ 』




ソファに座り買い物へ出る趣旨をメモに残す。これでオレが居なくても大丈夫だろ。そこまで子供でも無いし、留守番も難なく出来るはずだ。



ソファから立ち上がり、リビングに置いてあるテーブルの真ん中にメモを置く。雨も降ってるし、夏にしては肌寒いから上着を着る。


最近の報酬で分厚くなった財布をポケットに入れて、外で息抜きが出来る様にと愛用の煙草とジッポもポケットに入れて玄関へと進んだ。



履き慣れた黒いスニーカーをしっかり履いて、黒い傘を手に取る。何を買おうか、なんて考えながら鍵を開けると同時に背中に衝撃があった。




「 買い物行くの?オレも着いてくー、 」





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作者名:⌒いえろう | 作成日時:2021年8月18日 13時

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