ヤンデレ教室part4【黒バス】 (ページ10)

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three＊BAD END 青峰ver ページ10

マイクのスイッチを入れ、

青「おいてめぇらよく聞けぇ！
Aは体育館に縛り付けた
捕まえたかったら早いもん勝ちでくれてやる！」

と、バカみたいに大声で叫んだ

青「おい、今バカみたいって思っただろ？」

『滅相もありません』

青「目を逸らすな」

『まっまぁ、とにかくこれで玄関から逃げられますね』

青「スルーかよ
じゃ、十分くらいしたら逃げっか」

『はい
あの…ところで
青峰くん、誰が鈴さんをコロしたんですか？』

青「…俺は鈴をコロしてねぇ
誰がやったかなんて知らねぇし
グチャグチャになったアイツは今でも覚えてるけどよ…」

青峰くんはあの時の光景を思い出したのか、

座り込んで頭を抱えた

青「俺、あん時狂ってた
鈴を追い掛け回して

黄瀬と羽交い締めにしようとしたら逃げられて…

そのあと探したらグチャグチャのアイツを玄関で見つけた

テツが“鈴さん”って喚きながら、

鈴の肉片を抱き締めてた
さつきも、頭から血を流してて…」

『そんな…酷い…』

青「もしかしたらAもこうなっちゃうんじゃねーかと思ってな

二度とあんな事にはしたくねぇから…」

青峰くんの青い綺麗な瞳から、沢山の涙が流れ落ちていった

辛かったね…苦しかったよね…

そんな青峰くんの姿を見て、私は青峰くんを抱き締めていた

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ

『っ!? なんですか？』

黄「Aっち、そこにいるんでしょ？」

紫「聞こえてたんだけど～？」

何で皆がいるの？

体育館にいるんじゃ…

青「っ!? マイクのスイッチ切ってなかったみてぇだ…」

『う…そ…？
全部聞こえてたってことですか…？』

緑「おい青峰！
開けるのだよ！
Aを返せ！」

『緑間くっ…』

青「A！
ドア押さえるの手伝え！」

『あっハイッ！』

放送室のドアには鍵が無く

開けようとしている皆が強く押す

「A～？開けてよー」

「Aちゃん私は味方だよぉ～」

桃「大ちゃん！ねぇ開けてよぉ！
私、普通だからぁ!! ねぇ！」

青「さつきっ!?」

『さつきだ！青峰くん、開ましょう？
さつきだけでも…』

青「駄目だ！普段のさつきの口調じゃない！
クソ!! さつきまで…」

『そ、うですよね…
青峰くん、私、あの機材取ってきます!!』

青「おぅ！早くな!!」

私は重たい機材を持ってきて、ドアの前に置く

『ﾊｯﾊｯ…これで…大丈夫…ッです』

青「…なぁ、A＿＿＿」