ヤンデレ教室part4【黒バス】

three＊BAD END 黄瀬ver ページ5

『あう…あっ…ｸﾞｽ』



私は黄瀬くんの優しさからの裏切りで

絶望していた




何で、偽りの優しさを信じてしまうんだろう


何で、いつも信じたら裏切られるんだろう




そう思ったらポロポロ涙が流れて枕に水が染み込む



黄瀬くんはベッドに座って背中を向け、


少し申し訳なさそうに



でも嬉しそうに言った



黄「Aっち、マジゴメンね？
痛かったッスよね

けどそれに飢えちゃうんスよ、女の子って」



『そんなの…
ずっと痛いの嫌です…
最低です、黄瀬くん』



黄「そう言ってられんのも今のうちッスよ」



そう言ってクスクス笑う黄瀬くんは


妖しげで綺麗だった



私は毛布を深く被り、顔を埋める



だけど



黄「Aっち、いつまでも泣かないでよ
俺悲しッスよ？

そんなずっと泣かれちゃ…ね？

よし…さ、行こッス」



そう、優しく囁かれた



そんな声しないでよ



信じちゃうじゃん



『……何処にですか…？』



毛布から顔を出して聞く



黄「ん？ もちろん家ッスよ
帰らないんスか？」



黄瀬くんはYシャツを着ながら



首を傾げて優しく微笑む



いつもそう



優しい言葉を掛けて、優しく笑って



そんな優しい黄瀬くんにドキドキしたりした



でも緑間くんの恋してるドキドキじゃなくて



ただ優しくしてくれることにドキドキしてた



そして


黄「あ、スイマセンッス！
着替えづらいッスよね！
ごめん！」



突然顔を赤らめてカーテンを勢い良く閉める



そんな気遣いや


コロコロ変わる表情に



キュンとしている自分がいた






あれ？



何でだろう？









なんか、緑間くんのこと









どうでも良いや＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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